授業の概要・目的
近年のリハビリテーション医学の対象は運動器、循環器、呼吸器、精神・神経系だけでなく、泌尿器、生殖器、内分泌器、消化器系の幅広い器官領域に及ぶ。このように対象が多様化するのに伴い、その目的や手法も変容しつつあるが、リハビリテーション医学の基本的な構成要素は問題点の抽出である評価及び成果判定評価、そして治療介入である。本コースにおいては次世代の評価方法、治療介入を習熟し、広い視点と新たな研究領域を展開する人材の養成を行う事を目的とする。
授業計画と内容
コースミーティングにおけるレクチャーと研究発表会(年2回)から構成される。
コースミーティング
通年 月1回 第4週火曜日 16時45分~18時15分
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第1回 | リハビリテーション医学総論Ⅰ(Rehabilitation Research) | 青山 朋樹 |
第2回 | リハビリテーション医学総論Ⅱ(Regenerative Rehabilitation) | 池口 良輔 |
第3回 | 理学療法学Ⅰ(Assessing Rehabilitation Effects) | Todd Pataky |
第4回 | 理学療法学Ⅱ(Regenerative Rehabilitation) | 伊藤 明良 |
第5回 | 理学療法学Ⅲ(Musculoskeletal Rehabilitation) | 建内 宏重 |
第6回 | 作業療法学Ⅰ(Rehabilitation for Mental Health and Cognitive Enhancement) | 稲富 宏之 |
第7回 | 作業療法Ⅱ(Motor and Cognitive Rehabilitation) | 梁 楠 |
第8回 | 作業療法Ⅲ(Nerve Rehabilitation) | 緑川光春 |
第9回 | 情報リハビリテーション学(Rehabilitation Informatics) | 黒田知宏 |
研究発表会
日時:未定 年2日
到達目標
- 評価方法の抽出、妥当性、目的の理解
- 介入方法の選択、目的の理解
- 医療情報評価法の理解
- 生理学評価の原則、目的、解釈の理解
- 画像評価の原則、目的、読影の理解
- 動物実験の目的、方法、解釈の理解
評価
- コースミーティングへの参加
- 研究発表会への参加及び研究計画作成
指導教員構成
- ◎… オーガナイザー、◯ … サブオーガナイザー
医学部附属病院
整形外科 | 松田秀一 |
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リハビリテーション科 | 〇池口良輔 小笹寧子 田辺直也 末廣篤 |
精神科神経科 | 村井俊哉 |
医療情報企画部 | 黒田知宏 |
人間健康科学系専攻 先端リハビリテーション科学コース
運動機能開発学 | 市橋則明 建内宏重 Pataky Todd Colin 谷口匡史 |
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運動機能解析学 | ◎青山朋樹 黒木裕士 伊藤明良 谷間桃子 |
生体構造学 | 山田重人 林美穂子 |
臨床認知神経科学 | 梁楠 義村さやか 入江啓輔 兼重美希 |
脳機能リハビリテーション学 | 稲富宏之 谷向仁 田畑阿美 草野佑介 |
生体機能学 | 緑川光春 |