概要
このコースでは、地域社会で生活する人々や病や障害を持つ人々を全人的に捉え、生命に対する尊厳を基盤としたケアリングの探求を行います。コースミーティングでは、生命倫理や哲学など様々な視点から、ケアリングに関する概念と理論を理解するとともに、対象となる人びと(個人・家族・集団)へのケアの実践を学ぶことを目的とします。また、研究発表では、個々の学生が研究課題を発表し、デザインや具体的方法についてディスカッションします。
構成
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教授 | 准教授 | 講師 | 助教 | |
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医学研究科人間健康科学専攻 先端看護コース | 若村 智子 | 竹之内 沙弥香 | 近田 藍 | |
任 和子 | 古谷 和紀 新任助教 |
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宮下 美香 恒藤 暁 |
白井 由紀 ANAGNOSTOU Despoina |
ダブルアポ新任 | ||
西山 知佳〇 榊 由里 |
浅瀬 万里子 | |||
千葉 理恵 | 山之内 智子 ダブルアポ新任 |
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新任准教授 | 清川 加奈子 | |||
古田 真里枝 | 常田 裕子 | 大滝 千文 | ドーリング 景子 | |
塩見 美抄 | 細川 陸也 | 平 和也 | ||
木下 彩栄★ | 鳥井 美江 | |||
こころの未来センター | 広井 良則 | |||
文学 | 児玉 聡 | |||
法学 | 稲森 公嘉 |
- ★オーガナイザー:木下 彩栄(年度毎の輪番制) ○サブオーガナイザー:西山 知佳(年度毎の輪番制)
授業形態
開講時期:原則は1年通年(高度実践助産は2年通年)
- 原則対面授業
内容・日時
コースミーティング
全15回:毎月1回 原則水1限目または5限目
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第1回 | 人間・生活・環境・看護 | 担当:医学研究科 若村智子先生 日時:4月12日水1限 |
第2回 | 人間学 | 担当:非常勤講師 西平直先生 日時:5月24日水5限 |
第3回~第6回 | 文献検索 | (医学図書館)オンデマンド講義 |
第7回 | 哲学 | 担当:文学研究科 児玉聡先生 日時:6月21日水1限 |
第8回 | 法学 | 担当:法学研究科 稲森公嘉先生 日時:7月5日水1限 |
第9回 第10回 |
研究中間発表会・フィードバック | 日時:8月24日木3限~4限 |
第11回 | ケアの臨床心理学―医療現場のコミュニケーションに潜む罠 | 担当:佐藤泰子先生 日時:9月27日水1限 |
第12回 | フマネジメント支援における研究と政策 | 担当:非常勤講師 森山美知子先生 日時:10月20日金5限 |
第13回 | 教育原理―何が教育で、何がそうではないのかを考える | 担当:非常勤講師 大田佐知子先生 日時:11月8日水1限 |
第14回 | ケアとは何か | 担当:こころの未来センター 広井良典先生 日時:12月13日水5限 |
第15回 | Patient- centered care: the role of qualitative research | 担当:医学研究科 ANAGNOSTOU Despoina先生 日時:1月10日水5限 |
取得目標
- 病や障害を持つ人々の体験・経験を様々な側面から捉えることができる
- ケアの対象となる人間をみるための方法論が理解できる
- ケアリングの概念・理論について理解できる
- 生活・環境と人との関わりを通じて、ケア・ケアリングの実践を考えることができる
評価
- レポート(70%)、コースミーティングと研究中間発表会への参加度(30%)