先端リハビリテーション科学コース人間健康科学科

先端リハビリテーション科学コースでは人々の健康創生に対し熱意と情熱をもつ学生を求めています。そして、多様化・高度先進化するリハビリテーション医療を担い、最先端の研究と臨床を推進することのできる人材育成を行います。育成する具体的な人材像は以下の通りです。

  1. 医療、保健、福祉、行政において幅広い視野をもつことのできる理学療法士・作業療法士
  2. チーム医療において高度な専門性とリーダーシップを備えた理学療法士・作業療法士
  3. 独創的・科学的な視点から研究および臨床の課題に取組む理学療法士・作業療法士
  4. 国際社会の中で活躍できる理学療法士・作業療法士

先端リハビリテーション科学コースではこれらの人材を育成するために、2年次後期は先端理学療法学講座と先端作業療法学講座の共通科目において、リハビリテーション科学とその関連領域全体を俯瞰できる幅広い視野を養います。3年次以後は先端理学療法学講座または先端作業療法学講座の専門科目において、高度医療専門職を育成する専門教育を行います。

3つの入試制度

先端リハビリテーション科学コースでは、多様な人材を受け入れるため、以下の3つの制度で入試を実施しています。先端リハビリテーション科学コースで学びたい方は、3つの入試制度の違いを知り、自分に適した入試制度を選択してください(一般入試と特色入試は併願も可能です)。

一般入試 京都大学の従来の入試です。世界トップレベルの先端医療技術の研究開発を行える人材を求め、基礎学力を重視しています。入学時にはコース選択はありません。
特色入試 筆記試験の点数だけではなく、高校での特徴的な活動や成果を踏まえて、医療専門職としての適性を重視しています。例年10月に第1次選考を行っています。
学士入試 大学を卒業した方が本学科2年次前期に入学する制度です。勉学意欲が高く、多様な文化・教育背景を持つ人々を求めています。例年8月に入試を行っています。

進路の選択(進路振り分け)

「先端リハビリテーション科学コース」で学ぶためには2年次前期終了時のコース振り分けで「先端リハビリテーション科学コース」を選択します。その後、2年次終了時に「先端理学療法学講座」または「先端作業療法学講座」を選択します。なお特色入試で「先端理学療法学講座」または「先端作業療法学講座」を選択して入学した学生は進路を選択する必要はなく、そのまま「先端理学療法学講座」または「先端作業療法学講座」に進みます。