1899 明治32年9月 |
京都帝国大学医科大学附属医院看護婦見習講習科設置 明治32年9月に京都帝国大学医科大学附属医院竣工の年に、看護婦見習講習科という名称で修業年限1年の看護婦養成所が設けられました。 |
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1902 明治35年2月 |
京都帝国大学医科大学附属医院産婆講習科設置 助産婦養成に関しては京都大学では明治35年に京都帝国大学医科大学附属医院「産婆講習科」が発足いたしました。 |
1922 大正11年4月 |
京都帝国大学医科大学附属医院看護婦産婆養成所設置 大正5年3月、従来の看護婦見習講習科から、京都帝国大学医科大学附属医院看護婦講習科へと改称され、さらに、大正11年4月、京都帝国大学医学部附属医院看護婦産婆養成所に改編、看護婦科と産婆科が設けられました。 |
1951 昭和26年4月 |
京都大学医学部附属看護学校に改称 看護婦産婆養成所は、昭和20年に厚生女学部(旧看護婦規則による指定養成校)へ受け継がれ、昭和26年に厚生女学部専攻科は京都大学医学部附属看護学校と改称されました。 |
1952 昭和27年9月 |
京都大学医学部附属看護学校助産婦科設置 助産婦養成に関して大正11年に看護婦講習所と産婆養成所が合併し産婆科として教育が続けられていました。昭和27年より京都大学医学部附属助産婦学校として、1年過程の専修学校となりました。 |
1954 昭和29年4月 |
京都大学医学部附属看護学校助産婦科を医学部附属助産婦学校に改称 助産婦教育は京都大学では戦後数度の改革を経て、昭和29年に医学部附属助産婦学校となり、大正11年以来続いてきた看護婦教育と併行した教育形態から独立しました。 |
1959 昭和34年4月 |
京都大学医学部附属衛生検査技師学校設置 昭和34年に国立大学附属校としては最初に京都大学医学部附属衛生検査技師学校が創設されました。 |
1972 昭和47年4月 |
京都大学医学部附属臨床検査技師学校設置 昭和47年に医学部附属臨床検査技師学校が開設、専任教官4名が配置され、入学定員20名、修業年限3年の課程が設置されました。これにより、第13期生を最後に医学部附属衛生検査技師学校は学生募集を停止しました。 |
1975 昭和50年4月 |
京都大学医療技術短期大学部看護学科・専攻科助産学特別専攻設置 昭和50年に京都大学にも念願の医療技術短期大学部が併設され、看護科が開設されました。そのため、医学部附属看護学校は昭和52年3月をもって閉校されました。昭和50年の本学開学時には、国立の助産婦教育課程としては全国で初めて、専攻科助産学特別専攻が認可されました。 |
1976 昭和51年4月 |
京都大学医療技術短期大学部衛生技術学科設置 昭和51年4月1日、国立学校設置法施行規則の一部改正により、看護科は看護学科と改称されました。また、同日付けで、衛生技術科は衛生技術学科と名称を改めて本学に増設されました。 |
1982 昭和57年4月 |
京都大学医療技術短期大学部理学療法学科・作業療法学科設置 昭和56年1月に沢田敏男短期大学長のもとに、冨田仁主事を中心として理学療法・作業療法学科設置準備委員会が発足し、具体的な作業が開始されました。さらに、昭和57年1月には両学科の設置準備委員会は設置委員会に昇格し、同年4月1日に本学に理学療法学科、作業療法学科が正式に発足する運びとなりました。 |
2003 平成15年10月 |
京都大学医学部保健学科4専攻設置 平成15年10月に看護学科、衛生技術学科、理学療法学科、作業療法学科から構成される医学部保健学科が設置されました。 |
2004 平成16年4月 |
京都大学医学部保健学科第1期生入学 平成16年4月、保健学科第1期生を無事に迎え入れました。 |
2006 平成18年7月 |
Canon 京大プロジェクト(CK project) 京都大学はナノメディシン融合教育ユニットを通じて医工融合分野の人材を育成し、先端医工学研究ユニットなどの組織も設立。博士課程リーディングプログラムを導入し、共同研究を通じた実践教育を提供し、MRI実験室は2015年まで存続いたしました。 |
2007 平成19年3月 |
京都大学医療技術短期大学部 閉校 医療技術短期大学部は昭和50年に設置されて以来32年になり、翌年春には晴れやかにその幕を閉じました。 |
2007 平成19年4月 |
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻(修士課程) 設置 大学院「人間健康科学系専攻」の第1期生を迎え入れました。 |
2008 平成20年4月 |
京都大学医学部人間健康科学科に改称 保健学科がスタートして4年目となり、その4月から学科の名称が人間健康科学科となりました。 |
2008 |
高井リサーチセンター設置 高井リサーチセンター(略称 TRC)は、高井保治氏(株式会社フジタカ代表取締役社長)が本学の教育研究環境の充実と産学連携推進に寄与するために寄附されたのを受けて平成20年3月に完成し平成20年9月に完成式典を行いました。 |
2009 平成21年4月 |
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程設置 医療技術短期大学部から4年制への移行、修士課程の開設、そしてこの度の博士後期課程の設置をもって、研究・教育機関としての形を整えることができました。 |
2009 平成21年 |
近未来型人間健康科学融合ユニット設置 平成21年4月の博士後期課程設置に際しては、従来の看護科学、検査技術科学、リハビリテーション科学3コースを網羅する、「近未来型人間健康科学融合ユニット」を開設しました。これは、医学系だけでなく、工学、薬学、理学、人文科学系など広い学問領域との協力・連携のもとに健康科学を進めるためのユニットとなります。 |
2009 |
杉浦地域医療研究センター開設 医学研究科人間健康科学系専攻内に「杉浦地域医療研究センター」が竣工し、6月23日に開所式が行われました。同センターはスギ薬局を経営するスギホールディングス会長の杉浦広一氏、副社長の杉浦昭子氏が建設、京大に寄附しました。地域医療に関係する研究者や医療従事者に対して、幅広く教育・研究の場を提供していくことを主旨とし、センターには100人収容のホールのほか、研究室、研修室などが置かれました。 |
2010 平成22年 |
安寧の都市ユニット(工学研究科と共同)設置 安寧の都市ユニットは、健康医学と都市系工学を融合した学問領域「人間健康都市科学」の創生を目指し、笹田昌孝前専攻長在任中から構想・計画され、この平成22年度より5ヶ年をかけて実施されることになりました。 |
2011 平成23年4月 |
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻修士課程看護科学コース家族看護学講座母性看護・助産学分野(高度実践助産学系)設置 母性看護・助産学領域では、独立して正常な妊娠・分娩・産褥・新生児・乳幼児に関連した健康現象を診断・支援するために必要な高次の理論と技術を学べる分野を設置されました。 |
2012 平成24年3月 |
博士(人間健康科学)第1期生3名が誕生 人間健康科学系専攻は、28年間の医療技術短期大学部の時代を経て、医学部保健学科へ改組され、その5年後に人間健康科学科に改称、さらに1年後に博士後期課程設置と、ここ数年で大きく発展してきました。そして、今年の3月には、晴れて博士(人間健康科学)の第1期生を送り出すことができました。 |
2013 平成25年 |
リーディング大学院開始 京都大学リーディング大学院「充実した健康長寿社会を築く総合医療開発リーダー育成プログラム」は京都大学大学院の医学研究科・工学研究科・薬学研究科のいずれかの修士課程(博士前期課程)に入学した新入生を対象とする、博士課程(博士後期課程)修了までの5年間一貫性人材育成プログラムです。人間健康科学系専攻の学生も対象となります。 |
2014 平成26年 |
ImPACTプログラム 「イノベーティブな可視化技術による新成長産業の創出」開始 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)とは、実現すれば産業や社会のあり方に大きな変革をもたらす革新的な科学技術イノベーションの創出を目指し、ハイリスク・ハイインパクトな挑戦的研究開発を推進することを目的として創設されたプログラムです。(実施期間:平成26から30年度) |
2014 平成26年10月 |
発達障害支援医学講座(寄附講座)設置 2018年から2022年にかけて、文部科学省が選定した高度医療人材養成プログラムでは、自閉スペクトラム症(ASD)の専門支援者を育成し28人の医師や作業療法士が養成され、プログラムは京都大学で継続されています。 |
2015 平成27年4月 |
新入生全員へ救命救急講習開始 |
2015 平成27年11月 |
特色入試開始 |
2016 平成28年4月 |
特色入試第1期生入学(特色16名) |
2016 平成28年8月 |
看護科学コースにビッグデータ医科学分野設置 我が国初となる医学部におけるデータサイエンス研究室を設置しました。 |
2016 平成28年10月 |
味覚分子構造科学講座(産学共同講座)設置 京都大学とサントリーグローバルイノベーションセンター株式会社は、人間の健康長寿を指向した機能性食品を開発することを目的として、最新の分子シミュレーション技術及びインフォーマティクス解析を駆使し、味覚受容体を標的とした新規素材の探索研究を実施しました。(2019年9月まで) |
2017 平成29年4月 |
組織再編、3コース制へ。定員100名に(特色30名、一般70名) 先端看護科学コース、先端リハビリテーション科学コース、総合医療科学コースに再編(検査技術科学は廃止)しました。 |
2017 平成29年10月 |
医学物理学分野設置 総合医療科学コースに医学物理学分野が設置され、医学部附属病院と連携して医学物理士の養成を開始しました。 |
2017 平成29年 |
検査技術科学コース(現 総合医療科学コース)にビッグデータ医科学分野(2022年よりバイオメディカルデータサイエンス分野)設置 |
2018 平成30年1月 |
2年次編入学入試開始(定員17名) 2年次学士入学が30年度から始まりました。 |
2018 平成30年 |
医療情報AIシステム学講座(産学共同講座)設置(~2020年3月) |
2018 平成30年2月 |
高度医療専門職大学院シンポジウム開催(百周年記念ホール) |
2018 平成30年4月 |
予防理学療法学講座(共同研究講座)設置 京都大学とミクシィグループの株式会社スマートヘルスは、理学療法に基づく運動プログラムが障害予防に与える効果を検証するため、「予防理学療法学講座」という産学協同講座を京都大学内に設置しました。(2023年3月まで) |
2018 平成30年 |
京都大学大学院医学研究科履修証明プログラム「発達症への介入による国民的健康課題の解決」開始 |
2018 平成30年 |
デロイトトーマツグループと研究拠点形成制度(スポンサード・リサーチ・プログラム、SRP)開始(~2021年3月) |
2019 平成31年10月 |
京都大学大学院医学研究科履修証明プログラム「社会変革型医療データサイエンティスト育成プログラム」開始 |
2021 令和3年4月 |
大学院教育コース(ケアリング科学、メディカルAI、リハビリテーション医学)開設 「大学院教育コース」に、令和3年度から、人間健康科学系専攻でオーガナイズする3コースが新たに加わりました。 |
2021 令和3年 |
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻修士課程および博士後期課程の定員増員 |
2021 令和3年6月 |
産学共同講座 健康医療AI講座設置 2021年6月1日から |
2022 令和4年4月 |
医療DX教育研究センター設置 |
2022 令和4年10月 |
食と健康科学講座(産学共同講座)設置 2022年10月1日から、共同研究講座「食と健康科学研究講座」を「大学院教育コース」に、新たに開設し、研究を開始しました。 |
2022 令和4年11月 |
大規模医学AI講座(産学共同講座)設置 |
2024 令和6年8月 |
総合医療科学コース 2年次高専編入学試験開始 |