准教授 川口 修治
京都大学・マギル大学ゲノム医学国際連携専攻では、ゲノム解析において世界トップクラスの研究実績を持つ京都大学とマギル大学が緊密な連携のもとジョイント・ディグリープログラムを実施することで、両大学の特徴を相互補完的に活かした、単ー大学では成し得ない質の高い教育研究を推進し、今後の予防医学の発展に貢献できる人材を育成します。
本専攻では、生命ビッグデータと呼ばれるゲノムをはじめとする多種多様な生体内分子の観測データを対象とし、ヒト生物学研究に関する専門性の高い解析技術の経験・技能の習得を目指します。また、それだけにとどまらず、医学にも広汎かつ深い知識を有し、かつグローバルな視点から医療・研究を捉えることができるリーダーの育成を基本理念としています。そのため、ゲノム解析に関する能力はもとより、分子生物学、医科学に強い関心を持ち、創造性と深い分析・判断力、倫理観を持つ者、あるいはそれが期待できる資質を備えていることをアドミッションポリシーとし、強い研究志向を持つ卓越したゲノム医学研究者となって、医学の発展に向けてリーダーシップを発揮できる人材の養成を目指します。