研究目的 |
- 健康長寿の実現に向かって老化の分子機構の解明と老化関連疾患の分子病態の解明に取り組む。
- ライフコースにおける栄養、環境、時間の進行、エピゲノム状態などが、加齢の速度、老化、疾患発症に与える影響を解析し、その背後にある加齢メカニズムの解明を目指す。
- 抗老化方法を開発し、その社会実装を目指す。
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研究内容 |
- 多彩な老化症状、代謝制御機構、免疫機序の変容を示すモデルマウスの解析を基盤にエネルギー代謝を制御する新たな機構を解明する。 また、免疫系の新規老化機構の解明に取り組む。
- 発生・発達・成熟期における栄養、環境要因、母乳に含まれる機能性分子が将来の老化、加齢疾患の発症に関わる機構を解明する。
- 生物学的な時間の進行は種によって大きく異なっており、時間の進行に影響する要因、並びにそれらの変異が認知症や神経変性疾患などの発症をもたらす機構を解明する。
- DNAのメチル化を指標に生物学的な年齢、老化度を測定する方法を開発し、様々な薬剤や栄養状態・遺伝的背景・環境因子、様々な疾患の進行がエピゲノムの変化に及ぼす影響を解析する。
- 健康長寿の実現を目指す企業との共同研究を推進する。
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研究課題 |
- 老化の分子機構の理解に基づいて老化関連疾患の分子病態の解明を進め、健康長寿社会を実現する。
- 生物学的な時間の進行は種によって大きく異なっている。この時間の進行に影響する要因は不明であり、その解明により認知症や神経変性疾患などの加齢関連疾患を新たな視点から捉えることを可能とする。
- 生物学的な年齢、老化進行度を解析する方法の開発により、健康状態のモニター、相対的な「若さ」や「老化の速度」の測定を可能とし、抗老化方法の開発に活用する。
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寄附者 |
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担当教員 |
- 特任教授 鍋島 陽一
- 特任教授 松崎 文雄
- 特定教授 宇都 義浩
- 特定准教授 前川 真治
- 特定講師 森 真弓
- 特定講師 呉 泉
- 特定助教 小林 加奈子
- 特定助教 安部 千秋
- 特定助教 曽我部 浩史
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講座開設期間 |
令和4年4月1日~令和7年3月31日まで
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ホームページ |
医学研究科医学部・分野紹介ページ:健康加齢医学
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