呼吸管理睡眠制御学講座Endowed chairs
研究目的 |
- 覚醒・睡眠中を含めた24時間の呼吸管理を行い、多臓器疾患領域における重篤患者の治療成績の向上をめざす。
- 上記をめざすための新機器、薬剤の開発をめざす。
- 睡眠呼吸障害が各種病態に与える影響を学際的に検討する。附属病院「睡眠呼吸障害診療ユニット」において実臨床に寄与する。
- 呼吸管理・睡眠医学を適切に行える医師および指導者の育成を行う。
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研究内容 |
- 間歇的低酸素、持続的低酸素、高二酸化炭素血症が生体に与える影響を、人、動物、細胞・分子生物学的に検討する。
- 上記血液ガス異常による循環障害、代謝障害の影響を解明し、同障害を起こしやすい人の遺伝子学的検索。
- 侵襲的・非侵襲的呼吸管理法の有効利用法の検討。
- 24時間の呼吸管理による、術後合併症の予防と、難治病態の治療成績の向上をめざす呼吸の分子生物、生理、調節の研究
- 睡眠呼吸障害領域における CPAPなどにかわる新しい治療法の確立、創薬の展開。
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研究課題 |
- 現状では治療困難な急性肺障害(ARDS、間質性肺炎の増悪など)の治療成績の向上と急性肺障害の進展を予防する治療法の確立および新治療法の開発。
- 糖尿病、肥満、メタボリックシンドローム、心不全をはじめとした心血管障害患者における本邦における睡眠呼吸障害合併頻度の検討と適切な治療法の普及と新規治療法の開発、臨床試験の実施
- 学際的睡眠医学の教育と侵襲・非侵襲呼吸管理法の教育と事故の防止
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寄附者 |
- フィリップス・レスピロニクス合同会社
- フクダ電子株式会社
- フクダライフテック京滋株式会社
- レスメド株式会社
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担当教員 |
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講座開設期間 |
平成30年4月1日~令和6年3月31日まで
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ホームページ |
医学研究科医学部・分野紹介ページ:呼吸管理睡眠制御学
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