この講習会では、新入生全員が、心肺蘇生のトレーニングキット「あっぱくん®」を使って、心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)の使い方を体験しながら救命救急の意義と具体的な方法を学びました。医学研究科人間健康科学系専攻の教員を中心に、医学部附属病院救急部、国際高等教育院などのべ180人以上の教員がサポートスタッフとして参加しています。参加している私たち教員は、京都大学に入学してきた学生が、困っている人を見かけたら、自ら進んで助けられる心優しい人間になり京都大学を巣立っていくことを、心から願って毎年オリエンテーションでこの「いのち」の教育を行っています。
なお、本専攻では、授業時間を中心に、種々の機会に継続的に救命講習を実施していく予定をしています。
今回の講習会は、京大広報にも掲載されています。講習会を受講した学生の「声」が報告書には含まれておりますので、是非ご覧ください。

平成29年度新入生3000名への救命講習会実施報告書
京大広報(平成29年5月号)