今年も、新入生オリエンテーションで約3000人への救命講習会を無事に成功させました!!
平成28年4月4日(月)から4月6日(水)、学部の新入生に対して行われた全学機構ガイダンスで、昨年度に引き続き新入生2,997人全員を対象とした救命講習会を実施しました。
今年は、なんと去年よりも時間が拡大され40分間の講習会となりました。この講習会では、新入生全員が、心肺蘇生のトレーニングキット「あっぱくん®」を使って、心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)操作を体験しながら救命救急の意義と具体的な方法を学びました。医学研究科人間健康科学系専攻の教員を中心に、医学部附属病院救急部、国際高等教育院などのべ170人以上の教員がサポートスタッフとして参加しています。参加している私たち教員は、新入生たちが実際に心肺停止に遭遇したときに、躊躇なく救命行動ができる人になって欲しいと願ってこの講習会を実施しています。継続して今年度も、将来の社会を主導することが期待される京都大学の新入生に対して、この講習会を実施できたことは、大学として重要な社会的責任を果たしていると思っています。本専攻では、授業時間を中心に、種々の機会に継続的に救命講習を実施していく予定をしています。

今回の講習会の報告書ならびに準備手順書は こちら です。講習会を受講した学生の「声」が報告書には含まれておりますので、是非ご覧ください。