京都大学 平成27年度全新入生3000人への救命講習会の報告

お知らせ

新入生オリエンテーションとしては初!
3000人への救命講習会を無事に成功させました!


平成27年4月2日(木)の午後、および4月6日の(月)の午前と午後に、学部の新入生に対する学生支援機構ガイダンスが計3回行われ、そのガイダンスの中で、初めて新入生3,015人全員を対象とした救命講習会を実施しました。医学研究科人間健康科学系専攻の教員を中心に、医学部附属病院救急部、国際高等教育院などのべ150人以上の教員がサポートスタッフとして実習を行いました。
この講習会では、新入生全員が、心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)操作を体験しながら救命救急の意義と具体的な方法を学びました。新入生たちが、実際に心肺停止に遭遇したときに躊躇なく救命行動ができる人になってほしいと願って「いのちの教育」の講習が実現しました。
3000人もの新入生を対象に一斉に心肺蘇生法を教育するという取組みは前例がなく、今回が初の試みだと思います。将来の社会を主導することが期待される京都大学の新入生に対して、心肺蘇生法やAEDの使い方を教え、「いのち」の尊さを感じてもらう講習会を実施したことは、高等教育機関としての社会的責任の一端を果したと思います。今後この種の取組みが国内外で社会に広く普及することを期待します。本専攻では、授業時間を中心に、種々の機会に継続的に救命講習を実施していく予定をしています。

今回の講習会の報告書ならびに準備手順書は こちら です。
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