京都市では平成24年度は自殺者数が減ったものの300人前後の方々が,亡くなっておられ,依然として自殺予防対策を喫緊の問題として実施しております。
京都市内の特徴として,学生の町京都というフレーズにもありますとおり,活気あふれた町なのですが,若者の自殺者が他都市よりも多く,全国的にも若者の世代は自殺者が増えてきています。
自殺は,最近の社会的な問題も含め,自殺の危機に直面している人たちの精神疾患等の問題だけではなく,経済的問題,雇用問題,家庭問題,学校問題等,様々な問題を同時にかかえていることを踏まえていかなければなりません。
当センターでは,「きょう いのち ほっとプラン」(京都市自殺総合対策推進計画)において,市民一人ひとりが自殺を身近な問題として捉え,周囲の自死念慮者の自殺のサインに気づき,こころの悩みの原因となる社会的要因に対応した専門相談機関へ繋げることができるよう,地域での「気づき」「声かけ」「傾聴」「つなぎ」「見守り」体制づくりの役割を担う人材「ゲートキーパー」を育成しています。
このたび,市民にゲートキーパーの大切さを理解いただき,一人でも多くの方々にゲートキーパーとなっていただくように「ゲートキーパーズ」イメージキャラクターを作成しましたので,周知させていただき,ぜひ学生の皆様にもご協力いただき,一人でも困っているお友達を救えることが皆様にはできることと,自分自身もしんどい気持ちがあったなら相談することの大切さを再確認していただきたいことをお伝えしていければと思います
詳しくはこちら:
http://www.city.kyoto.jp/hokenfukushi/kokenzou/news/250628.html
■京都市こころの健康増進センター
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