11月16日(金)午後2時に京都府下を震源とする震度6強の地震が発生したとの想定で、避難訓練と地震対応訓練を主眼とする平成24年度医学部構内消防訓練(第2回)を実施しました。
参加者は、自衛消防隊医学研究科地区隊26名、医学部構内の各部局の教職員・学生約60名、左京消防署員4名の約90名でした。
加藤防火・防災管理者の訓練開始の指示のあと、参加者は地震発生の掛け声のもと、身を守る姿勢をとりました。
C棟では、地震により建物に大きな損傷が生じたとの想定で、C棟の部屋で消防署員から地震災害の講義を受けていた医学部構内の部局からの参加者が自主的に避難を開始し、自衛消防隊員の避難誘導に従って、芝蘭会館南側に設定された避難場所に全員が避難しました。
対策本部を前に自衛消防隊の各班から初動の活動終了の報告があり、自衛消防隊の訓練を終了しました。
長田医学研究科長代理から、地震への備えを行ってほしいとの訓辞があり、引き続き左京消防署員から講評がありました。
そのあと参加者は2班に分かれて消火器の使用訓練と起震車による地震動体験を実施しました。
起震車では4名づつ室内に見立てた部屋の椅子に座って、震度7や過去の大地震や想定される南海地震の揺れを経験しました。
幸い天候に恵まれ、木々の色づくキャンパスで参加者は消防署員のアドバイスに聞き入っていました。
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