医学研究科人間健康科学系専攻の看護科学コース木下 彩栄教授の研究グループは、アルツハイマー病の介入研究について、これまで疫学的に良いとされていた運動療法がアルツハイマー病の認知機能に効果をもたらすメカニズムの一端を解明し、運動と食事という介入を比較して、どちらの介入を優先すべきかということを明らかにしました。
この研究成果は、「The Journal of Biological Chemistry」に掲載され、5月8日付の京都新聞、産経新聞、日経新聞、その他共同通信配信の各新聞社より報道されました。この研究は、博士課程2年に在籍する前迫真人君が中心となって行われた研究です。研究室では、アルツハイマー病の病態解明と有効な治療法の探索のために、日々、学部生、修士、博士の学生が実験や介入に取り組んでいます。
研究の詳細はこちらを参照してください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120507_1.htm