平成23年度医学部構内消防訓練を実施

在学生向け

11月21日(月)午後2時に京都府下を震源とする震度6弱の地震が発生し、ほぼ同時にRI教育訓練棟3階から出火したとの想定で平成23年度医学部構内消防訓練を実施しました。

防災対策を主眼とする改正消防法のもとキャンパス単位での2回目の総合訓練で左京消防署員4名、自衛消防隊医学研究科地区隊33名と放射性同位元素総合センター教職員8名、医学部構内の各部局からの一般参加者約50名が参加しました。
今回は地震による電話の不通を想定して消防署への通報以外は隊員等が伝令となって情報の伝達を行いました。

加藤防火・防災管理者の訓練開始の指示のあと、参加教職員は地震発生の掛け声のもと、身を守る姿勢をとりました。
RI教育訓練棟では地震発生の約3分後に火災報知器が鳴動し、放射性同位元素総合センターの教職員と自衛消防隊員による初期消火と京都市消防指令センターへの通報、RI教育訓練棟の避難者の誘導、負傷者の救出等の訓練が行われ、医学部構内北側の芝蘭会館南側に設定された避難場所に参加者全員が避難し、対策本部を前に自衛消防隊各班と放射性同位元素総合センター職員から初動の活動終了の報告があり、自衛消防隊の訓練を終了しました。
長田医学研究科長代理から、出張中に遭遇した東日本大震災や大阪大学勤務中の阪神大震災の経験を述べられ研究室や事務室で、戸棚を床や壁に固定したり、部屋の入り口付近や廊下にはできるだけ物を置かないようにするなど災害への備えをしてほしいとの挨拶がありました。
引き続き左京消防署員から講評がありました。
そのあと参加者は2班に分かれて消火器の使用訓練と起震車による地震動体験を実施しました。
起震車では4名づつ室内に見立てた部屋の椅子に座って震度7を経験しました。固定された机にしがみつくのが精一杯の激しい揺れに参加者から驚きの声があがっていました。


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