2025年4月2日(水)~4月4日(金)まで、2,918人の新入生を対象に救命救急講習を行った際の報告書が完成しました。
本学では2015年度からこの講習を始めすでに10年の歴史があり、本学の特徴的な取り組みの1つとなっています。国際高等教育院所掌のもと、医学研究科人間健康科学系専攻が中心となり、医学研究科予防医療学分野と初期診療・救急医学分野および人間・環境学研究科の教員、のべ200人の教員が協力して行いました。
この救命救急講習の目的は胸骨圧迫やAED使用時の流れを理解することはもちろんのことながら、初めて会う同級生とコミュニケーションをとり、友達つくりのきっかけになることにも期待を込めています。
今回の講習会は、京都大学の公式ホームページ でも紹介されています。
講習後の学生アンケートでは91.7%の学生が「この講習を有意義だと思う」と回答し、自由記載では「この講義で実際救われる命があると実感でき、とても有意義だった」「心停止の場面に遭遇したら、傍観するのではなく、何か行動するよう心がけようと思いました。」「過去に学んでいた心肺蘇生方法を復習することができてとても良かったです。」「実際に心停止したときに役立つ知識を得ることができ、また二人組なので新しい友達を作ることもできたのでとても良かったです」など、学生からの回答がたくさんありました。報告書にはより詳しい学生の感想および、この講習の運営手順書が含まれております。是非、上記の報告書をクリックしてご覧ください。
2人1組でAEDの使い方練習
胸骨圧迫の練習