学生の時に上京し、その後、出入りはあるものの京都での生活が累計25年を超え、高校時代までを過ごした徳島県鳴門市での生活よりも長くなりました。学生の頃は京都の寒さがつらく、借りていた木造アパートの台所の水が朝に凍っている、なんてこともありました。最近は寒さよりも暑さにやられています。働き初めてから住むマンションは、なぜか南西角部屋になることが続き、10年ほど前に購入したマンションも最上階(7階)南西角部屋になりました。冬暖かく、いつまでも明るいのが気に入って購入しました。
夏になると夜の12時でも室内温度が30℃超え、朝方になっても下がりません。この部屋で何か楽しいことはないかと考え、ネット検索していると、プランターで野菜栽培ができることを見つけました。いままでゴーヤ、ピーマン、万願寺とうがらし、茄子、青じそ、秋から冬には、ほうれん草、いちご、ブロッコリ−など作りました。一番楽しいのは小玉すいかだと思います。プランターに二株植え、雄花と雌花が当時に開花するのを待ちます。一株だけでは、雄花と雌花が同時に開花する確率が低く、受粉できなくなります。雌花は一株に何個かしかできないので、自然受粉では確立が悪く、自分でやるのがいいです。朝起きて、花が咲いていればまず雌花を探し、それからちょうど良さそうな雄花を探して受粉します。うまく受粉できれば1週間くらいで雌花の根元が膨らんできます(すいか1)。さらに何個か受粉させ、二株から2個から3個できれば上出来で(すいか2)、受粉30日頃を目処に、叩いて音を確認しながら、これで大丈夫!と思えば収穫します。プランターで作ったすいかは大きくはできませんが、皮が薄くて甘いです(すいか3)。気をつけないと、というか気をつけていても、ムクドリやカラスにやられるときもあります。自然は厳しいなあ、と実感します。スイカ以外はあまり手間はかかりません。ブロッコリーも美味しいし(ブロッコリー1、2)、ほうれん草もほんとに食べれないくらいできます(ほうれん草1、2)。
日常は業務に忙殺されますが、都心のマンションでこれだけ楽しめて、リラックスできるのはとてもいいことだと思います。
URL:
京都大学大学院医学研究科医学専攻感覚運動系外科学講座形成外科学
https://keisei.kuhp.kyoto-u.ac.jp/
すいか1
すいか2
すいか3
ブロッコリー1
ブロッコリー2
ほうれん草1
ほうれん草2