近年、グローバルを中心にDCT(分散型臨床試験)と言われる来院に依存しない臨床試験手法が導入されており、わが国でも拡大しています。DCTが普及することで、病院が遠方にあること、通院のための手段がないことで、臨床研究・治験参加を諦めていた患者も、治験参加の可能性が生まれます。看護職（訪問看護師・病院看護師）が、臨床研究・治験に関与するための関連法規や手順を学習することで、倫理的、法的、社会的課題に適切に対応することができるようになります。
今回の研修では、患者に寄り添い、質の高い臨床研究の推進に寄与できる看護職の育成を目的として実施します。
また、より多くの看護師及び医療関係者の皆様にご参加いただけるよう、昨年度は1回のみ実施していた本研修を、今年度は同一の講義テーマで2回実施します。ご都合の良い日程をお選びいただき、ぜひご参加ください。
開催日
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2026/2/7
13:00～16:40
開催場所（方法）
オンライン（Zoom）
詳細
対象者：訪問看護師・病院看護師・その他医療関係者（管理職含む）等
＜プログラム＞（予定のため変更になる場合がございます）
■イントロダクション
九州大学病院 船越 公太 先生
■臨床薬理学の基礎
岡山大学病院 田中 雄太 先生
■プロトコル・治験薬概要書の読み方
京都大学医学部附属病院 佐藤 栄里子 先生
■臨床研究の歴史／倫理的ガイドライン制定の経緯
■研究協力者として必要な倫理的態度
北里大学 有田 悦子 先生
■治験・臨床研究に関わる人々の役割
大阪大学医学部附属病院 松本 マリ子 先生
■治験薬管理の実際
帝京大学医学部附属病院 森山 菜緒 先生
■モニタリング、監査、規制当局による査察の理解
■有害事象発生時の対応
北九州市立病院機構 稲田 実枝子 先生
■臨床試験の実施に関わる費用と制度
岡山大学病院 黒田 智 先生
■データの品質を保証するためのプロセス
和歌山県立医科大学附属病院 北山 恵 先生
※本研修会は、各講義にて、質疑応答等双方向によるディスカッションを予定しております。
募集人数：200名程度
お申込みの注意：研修内容はビデオ収録を予定しております。
主催：京都大学医学部附属病院／大阪大学医学部附属病院／神戸大学医学部附属病院
申し込み
要申し込み
応募方法（WEB申し込み）
申込フォームにアクセスし、必要事項を入力ください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_3J-MnmtkRtuIpxbbNmaL0A
詳細につきましては、京都大学医学部附属病院先端医療研究開発機構
ホームページをご確認ください。
先端医療研究開発機構ホームページ＞研修・セミナー＞訪問＆病院看護師むけ臨床研究・治験研修会
https://iact.kuhp.kyoto-u.ac.jp/training_and_seminar/crc_dct/#a02
※お申込み後、zoomより自動でご案内のメールが発信されますので、必ずご確認ください。
自動メールが届かなかった場合には、下記「お問い合わせ先」までお問合せください。
※ご登録いただきました個人情報は、本研修会の遂行及び本事業の目的以外には使用いたしません。
※各講師への事前質問は2026年1月23日（金）締切です。時間の関係上全ての質問へのご回答は出来かねますことご承知おきください。
参加費
無料（ただし、インターネット等の受講環境の通信費は受講者負担となります。）
お問い合わせ
［B日程の研修に関するお問い合わせ］
京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 臨床研究推進部
TEL：075-751-4628
e-mail: event_iact@kuhp.kyoto-u.ac.jp
［研修会全体に対するお問い合わせ
岡山大学病院 研究推進課 倫理・COIグループ（担当：田淵、馬場、藤木）
TEL：086-235-6503
e-mail: mae6605@adm.okayama-u.ac.jp