近年、AIの活用により創薬がスピードアップする一方、複雑な生体内での現象を完璧にinsilicoで解明することは、極めて難しい。効果があり、安全に使用できる薬剤を世に送り出すまでに経る大切な過程の一つに、動物試験がある。そこに最もよく使われているのは、マウスではないだろうか。マウスと一口に言っても、全ての研究に用いることができるスーパー万能マウスが存在するわけではなく、研究目的に応じて適材適所のマウスを選ぶ必要がある。この世には数多くのマウス系統が存在しており、米国ジャクソン研究所では、14,000を超える系統が維持されている。さて、そこからどのようにして適したマウス系統を選ぶのか。そして、再現性のある研究をするためには、どのようにマウスを扱うべきなのか。本セミナーでは、まずマウスを扱うための基礎知識を紹介し、さまざまな疾患領域における疾患マウスモデルの選び方を解説する。そして、ジャクソン・ラボラトリー・ジャパンより提供可能な創薬研究のための受託繁殖および受託試験サービスについて紹介する。本セミナーを通して、みなさまには「マウス通」になっていただくことを期待している。
開催日
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2025/1/24
15:00-16:00
開催場所(方法)
開催形態:ハイブリッド(会場参加及びzoom参加)
場所:医薬系総合研究棟5階 セミナー室(510)
*当日会場参加者はセミナー後に個別相談可能です(オフライン)
詳細
ジャクソン・ラボラトリー・セミナー
~疾患マウスモデルの選び方とトリセツ~
講師:田淵 紗和子 博士
(ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン テクニカルインフォメーションサービス)
吉原 亨 博士
(ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン プレクリニカルリサーチサービス)
定員 : 会場参加 25 名 (先着順) オンライン参加 100 名(先着順)
申し込み
要申し込み
申込方法 :以下のURLからお申込みください。
https://forms.gle/zbTE2bAg9eaDcLxd9
〆切 : 2025年1月23日(木)13:00
*締め切り後、会場参加者含め申込者全員にZoomのURLをメールでお知らせします
参加費
無料
お問い合わせ
問い合わせ先:
京都大学大学院医学研究科医学研究支援センター(ドラッグディスカバリーセンター)
メール:info@support-center.med.kyoto-u.ac.jp
URL :http://support-center.med.kyoto-u.ac.jp/SupportCenter