医学研究科ディプロマポリシー

医学専攻
医科学専攻
社会健康医学系専攻
人間健康科学系専攻

医学専攻

博士課程では、4年以上在学して研究指導を受け、かつ分野科目で24単位以上、「大学院教育コース」で6単位以上を修得し、さらに査読のある国際的学術誌に筆頭著者として公表した原著論文についての学位審査に合格することが、学位授与の必要要件である。ただし、評価の高い国際的学術誌に論文発表し、研究の着想、計画、実施、論文執筆にあたり本人の自発性が十分に発揮され、研究者としての基盤が確立されたことが確認できた場合には、3年又は3年半の修了のときに学位試験を受験することができる。

修了にあっては、以下の点に到達していることを目安とする。
  1. 医学分野の高度で幅広い専門的知識を習得している。
  2. 学術的意義、新規性、創造性等を有する研究を、倫理性を備えて企画・推進・実施することができる。
  3. 高度な普遍性を持つ研究成果を論理的に説明できる。

医科学専攻

修士課程では、2年以上在籍し、指導教員の研究分野に所属し、演習・実習を通じて研究指導を受け、30単位以上修得し、修士論文の審査および試験に合格することが、学位授与の必要要件である。

修了にあっては、以下の点に到達していることを目安とする。
  1. 医科学分野の基礎的知識及び専門に関連する知識を習得している。
  2. 学術的意義、新規性、創造性等を有する研究を、倫理性を備えて推進・実施することができる
  3. 研究成果を論理的に説明できる。
博士後期課程では、3年以上在学して研究指導を受け、かつ所要科目11単位(主科目7単位、副科目4単位)以上を修得し、さらに査読のある国際的学術誌に筆頭著者として公表した原著論文についての学位審査に合格することが、学位授与の必要要件である。

修了にあっては、以下の点に到達していることを目安とする。
  1. 医科学分野の高度で幅広い専門的知識を習得している。
  2. 学術的意義、新規性、創造性等を有する研究を、倫理性を備えて企画・推進・実施することができる。
  3. 高度な普遍性を持つ研究成果を論理的に説明できる。

社会健康医学系専攻

社会健康医学系専攻の専門職学位課程では、2年以上在学し、かつ分野科目(課題研究を含む)で30単位以上修得することが学位授与の必要要件である。ただし、特別コースにおいては必須科目が別途定められている。課題研究については、配属された研究室で行い、研究のアイデアとそれに対応する研究のプロトコールの作成、データの収集と解析、結果の考察とを経験し、プレゼンテーションによる最終審査に合格することが学位授与の必要要件である。

修了にあっては、「社会における人間」の健康や疾病に関わる問題を探知・評価・分析・解決する知識、技術、態度を有する高い素養を身につけることとともに、以下の点に到達していることを目安とする。
  1. 社会健康医学に関わる実務・政策・調査・教育において、専門的かつ指導的役割を果たすことができる。
  2. 人々の健康に関わる経済・環境・行動・社会的要因について知識を深め、新しい知識と技術を生み出すことができる。
  3. 生み出した新しい知識と技術を健康・医療に関わる社会の実践、方策と政策に還元できる。
  4. 社会健康医学に関わる各専門の知識と技術をもって、個人・組織・地域・国・世界レベルで貢献できる。
また特別コース・プログラムについては、それぞれ以下の点に到達していることを目安とする。

【遺伝カウンセラーコース】
先端医療に対応できる高度な専門的知識とコミュニケーション能力を持ち、患者・家族の立場を理解して遺伝医療におけるインターフェースとなる能力を身につける。

【臨床統計家育成コース】
①臨床研究の科学的な質を保つために必要な統計学基礎および臨床統計学を修めること。特に「臨床試験のための統計的原則(ICH E9ガイドライン)」について 十分に理解すること。②病院での臨床研究に関する実地研修を通じて、統計解析、データマネジメント等の実務を経験し、臨床統計家に求められる技術に習熟すること。③臨床研究の倫理的な質を保つために必要な知識・態度を身に着けること。特に日本計量生物学会作成の「統計家の行動基準」について十分に理解すること。

【臨床情報疫学(MCR)コース】
臨床研究を支える基本理論・知識・実践技術に習熟し、医療者としてのリサーチ・クエスチョンを解決するために、研究プロトコールの作成、研究の実施・マネジメント、データの解析、解釈、論文化を独力でできる(或いは、適切な時期に専門家に適切な相談・照合ができる)。

【知的財産経営学プログラム】
生命科学分野における知的財産経営、技術経営に関する問題解決能力、実践・実務能力、及び、高度な専門性を身につける。

社会健康医学系専攻の博士後期課程では、3年以上在学して研究指導を受け、所定の単位を修得することが、学位授与の必要要件である。所定の単位とは、本専攻専門職学位課程修了者以外の場合には、医療系出身は13単位、医療系以外の出身は19単位、そして本専攻専門職学位課程修了者は6単位である。さらに査読のある国際的学術誌に筆頭著者として公表した原著論文についての学位審査に合格することが、学位授与の必要要件である。

修了にあっては、「社会における人間」の健康や疾病に関わる問題を探知・評価・分析・解決するために必要な学術課題を考究する素養を身につけるとともに、以下の点に到達していることを目安とする。
  1. 社会健康医学に関わる実務・政策・調査・教育において、高度に専門的かつ指導的役割を果たすことができる。
  2. 人々の健康に関わる経済・環境・行動・社会的要因について高度な知識を深め、新しい知識と技術を生み出すことができる。
  3. 生み出した新しい知識と技術を健康・医療に関わる現実社会の高度な実践方策と高度な政策に還元できる。
  4. 社会健康医学に関わる各専門の高度な知識と技術をもって、個人・組織・地域・国・世界レベルで貢献できる。

人間健康科学系専攻

修士課程では、2年以上在学して教育理念・目標に沿った授業科目を履修して30単位以上を修得し、研究指導を受け修士論文を提出し、所定の審査に合格することが学位授与の必要条件である。修得すべき授業科目には共通必修科目、専門必修科目、選択科目、特別研究があり、講義、演習、実験、臨床実習、フィールド実習等を学修する。

高度実践助産学系は、教育理念・目標に沿った授業科目を履修して、講義・演習・臨床実習・海外研修等を含めて58単位以上を修得し、研究指導を受け修士論文を提出し、所定の審査に合格することが、学位授与および助産師国家試験受験資格付与の必要条件である。授業科目には、共通科目、専門基礎科目、専門科目、発展科目、総合研究科目がある。

CNSコースは、教育理念・目標に沿った授業科目を履修して、講義、演習、臨床実習等の32単位以上(がんCNS)を修得し、課題研究を提出し所定の審査を受ける。

修士論文の審査では論文が学術的意義、新規性、創造性、応用的価値を有しているかと学位申請者が研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、研究分野に関連する幅広い専門的知識、倫理性などを有しているかを複数の審査員により総合的に審査する。

博士後期課程では、3年以上在学して教育理念・目標に沿った授業科目を履修して16単位以上を修得し、研究指導を受け博士論文を提出し、所定の審査に合格することが学位授与の必要条件である。修得すべき授業科目には各分野の特講、特講演習、融合ユニット科目、特別研究がある。

博士論文の審査では論文が学術的意義、新規性、創造性、応用的価値を有しているかと学位申請者が研究の企画推進能力、研究成果の論理的説明能力、研究分野に関連する幅広い専門的知識、高い倫理性などを有しているかを複数の審査員により総合的に審査する。