健康政策・国際保健学(専門職学位課程/博士後期 課程)

日本は世界に誇れる平均寿命や健康寿命を達成した。この平均寿命や健康寿命を支えてきた日本の公衆衛生、健康政策を、歴史的視点をふまえて検証し、今後の健康政策の発展に寄与するとともにWHOを中心とした世界的な保健政策のあり方について研究検討している。日本における公衆衛生の知識なしでは研究は難しいため、そのような知識を有し、さらに最低限英語でディスカッションできる語学力のある人を歓迎します。

研究・教育について

我々の教室は医学部の公衆衛生と社会健康医学系の健康政策・国際保健学を兼任しております。教育においては、社会健康医学系におけるコアカリキュラム、健康政策学、国際保健学、医学部での公衆衛生学の他、人間健康科学科の公衆衛生学、地域看護学等の等広範囲に行っております。健康政策学としては歴史的な視点をふまえつつ質的、量的な分析方法及びその融合的な手法や、ソーシャルマーケティング的な手法を用い、その現状を把握分析しその効果的なありかたについて検討しています。日本のみならず世界的な問題である喫煙対策に関しては積極的に研究を進めてきており、海外のいくつかの学会で招待講演をも行っております。 国際保健学としてはWHOを中心とした海外の制度の情報を積極的に収集し、日本の政策との比較等を行っております。現在、後期高齢者医療制度を含む日本の健康政策に関する研究の他に、公衆衛生と法に関する研究、テロ対策を含む食品問題の検討等海外との比較検討を含め積極的に取り組んでいます。

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第7回世界たばこ関連疾患予防学会にて


研究業績

  1. 中原俊隆、里村一成、岩永資隆、野網恵、犬塚裕章、日下慶子、坂本龍太、原野和芳:2010年版衛生法規の要点 保健・医療に従事する人のために 日本公衆衛生協会 2010
  2. 日下慶子、里村一成、中原俊隆:行動変容理論を道具として上手に活用する、保健師ジャーナル 66(6) 564-569, 2010
  3. 原野和芳、里村一成、岩永資隆、中原俊隆:モーリタニア・イスラム共和国の病院・医療制度評価1-Vol.4 医学のあゆみ 240(6) 545-547 2012, 240(7) 608-610 2012, 240(8) 667-670 2012, 240(10) 869-871 2012
  4. Harano K, Satomura K, Iwanaga S, Nakahara T: Health promotion in Mauritania with the checklist of the grass-root grand aid scheme of the Japanese Embassy 201-205 articles from the 13th World Congress on Public Health Medimond (Italy) 2013 (http://www.medimond.com/proceedings/detail.asp?id=20120423)
  5. Kazunari Satomura, Suketeka Iwanaga, Megumi Noami, Keiko Kusaka, Mai Masuda, Toshitaka Nakahara: Is it necessary to increase rates of elderly people who receive health check-up in Japan? 14th World Congress on Public Health, Kolkata, India 2015.2.11-15

研究室

准教授 : 里村 一成
助 教 : 岩永 資隆
TEL : 075-753-4465
FAX : 075-753-4466
e-mail : info@u-kyoto.jp