医療統計学(専門職学位課程/博士後期 課程)

face

教授 佐藤俊哉
Tosiya Sato, Ph.D.Professor btn

医療統計学は健康に関するさまざまな問題を統計的な視点から研究し、その成果を実務に活用する学問です。疫学研究・臨床研究になくてはならない領域ですが、日本では専門家を養成できる講座が限られていて、医療統計学の人材不足が続いています。統計がわたしたちの健康の役に立つなんて、すばらしいことだと思います。生物・医学に興味があって統計的アプローチに関心のある方、統計・数学が得意で生物・医学に関心のある方、ぜひ一度連絡してください。

研究・教育について

疫学研究・臨床試験を実施する際に必要な、医療統計の方法論である新しい研究デザインとそれにもとづく解析方法を研究しています。医学研究に必須な因果推論に関する統計的方法の開発を行っており、臨床試験におけるランダム化の役割、観察研究における傾向スコアに関する成果を上げています。また、医療統計の専門家として、数多くの臨床試験、臨床研究、疫学研究を共同研究として実施しています。  社会健康医学系専攻では必須のコア科目として「医療統計学」を前期に開講しており、数学的・技術的な問題には深入りせずに、やさしいことばで医療統計学の考え方を理解してもらうことを目標にしています。

book定評のある医療統計入門書

IBC国際計量生物学会2012医療統計ブース展示


研究業績

1.佐藤俊哉. 宇宙怪人しまりす 医療統計を学ぶ 検定の巻. 岩波科学ライブラリー194, 2012.
2.Omasa M, Date H, Sozu T, Sato T, Nagai K, Yokoi K, Okamoto T, Ikeda N, Tanaka F, Maniwa Y, for the Japanese Association for Research on the Thymus.Postoperative radiotherapy is effective for thymic carcinoma but not for thymoma in stage II-III thymic epithelial tumors:the Japanese Association for Research on the Thymus Database Study. Cancer 2015; 121: 1008-1016.
3.Oba K, Sato T, Ogihara T, Saruta T, Nakao K. How to use marginal structural models in randomized trials to estimate the natural direct and indirect effects of therapies mediated by causal intermediates. Clinical Trials 2011; 8: 277-287.
4.Sozu T, Sugimoto T, Hamasaki T. Sample size determination in clinical trials with multiple co-primary binary endpoints. Statistics in Medicine 2010; 29: 2169-2179.
5.Sato T, Matsuyama Y. Marginal structural models as a tool for standardization. Epidemiology 2003; 14: 680-686.

研究室

教授 佐藤俊哉
秘書 小林博子 e-mail: kobayashi.hiroko.6a(at)kyoto-u.ac.jp
TEL 075-753-4475 FAX 075-753-4487
研究室ホームページ http://www.kbs.med.kyoto-u.ac.jp/