健康増進・行動学

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教授 古川 壽亮
Toshiaki A. Furukawa, MD, PhD Professor  btn

本分野は認知行動療法(CBT)と臨床疫学(EBM)を車の両輪とし、疾病および健康に関連する行動と認知を変容する実践的かつ実証的な研究を行います。健康増進・行動学の実践にエビデンスを応用できるようになること、それで解決できない臨床疑問を解決する実践的研究を立案し実施できるようになること、そして世界の臨床を変えるエビデンスを作り出すことを教室の教育・研究の目標としています。

研究・教育について

本分野は認知行動療法(CBT)と臨床疫学(EBM)を車の両輪とし、疾病および健康に関連する行動と認知を変容する実践的かつ実証的な研究を行う。

具体的には現在は臨床疫学の分野では、
1)抗うつ剤の適切な使用戦略を確立するための実践的メガトライアル
2)コクラン共同計画抑うつ不安神経症グループと共同で
(i)うつ病に対する生物学的および社会心理学的介入のネットワークメタアナリシス
(ii)パニック障害に対する生物学的および心理社会的介入のネットワークメタアナリシス
3)エビデンスを臨床に直結させるための疫学・統計学・計量心理学を統合した方法論の開発
を行っている。
認知行動療法については、
1)うつ病に対するスマフォを用いた普及型CBTのRCT
2)最新情報通信テクノロジーを用いた新世代のモバイルCBTの開発
3)身体疾患を持つ患者への認知行動療法の開発応用
について研究を行っている。

本分野は臨床研究者養成コース(MCRプログラム)の協力分野である。

研究業績

1.Furukawa TA, Watanabe N, Omori IM, et al (2007) Association between unreported outcomes and effect size estimates in Cochrane meta-analyses. JAMA, 297, 468-470.
2.Cipriani A, Furukawa TA, Salanti G, et al (2009) Comparative efficacy and acceptability of 12 new-generation antidepressants: a multiple-treatments meta-analysis.Lancet, 373, 746-758.
3.Furukawa TA, Levine SZ, Tanaka S, et al (2015) Initial severity of schizophrenia and efficacy of antipsychotics: Participant-level meta-analysis of six placebo-controlled studies. JAMA Psychiatry, 72, 14-21.
4.Tajika A, Ogawa Y, Takeshima N, Hayasaka Y & Furukawa TA (2015) Replication and contradiction of highly cited research papers in psychiatry: 10-year follow-up. British Journal of Psychiatry, 207, 357-362.
5.古川壽亮『エビデンス精神医療:EBPの基礎から臨床まで』(医学書院、2000)

研究室

健康要因学講座 健康増進・行動学分野
教授:古川壽亮
准教授:渡辺範雄
助教:小川雄右
TEL: 075-753-9491
FAX: 075-753-4641
Email: cbm.kusph@gmail.com
研究室ホームページ:http://ebmh.med.kyoto-u.ac.jp