理念と目標(医学部人間健康科学科)

我が国における医学医療の進歩はこれまで困難とした疾病の診断や治療の多くを可能としてきた。そして移植医療や再生医療,iPS細胞治療などの高度・先進医療によって益々の発展が期待され,今後においてはこれらの具体化が重要である。一方,少子高齢社会の到来により,高齢者特有の疾病や障害を治療し予防すること,また家族の健康を維持・増進することは最重要課題であり,急務となっている。このような諸課題を的確に捉え,解決するため,その到達像としての「望ましい真の健康」を明確にし,その達成に必要な理論と方法を確立すること,そして実践に向けて展開していくことが必要である。そこで,京都大学医学部人間健康科学科では,学部教育において高度医療専門職並びに世界レベルの研究者・教育者育成の素地を養い,大学院への進学を向上させるべく教育カリキュラムを構築し,世界トップレベルの先端医療技術を牽引する人材を育成する。