分野別11コース

発生・細胞生物学・システム生物学コース

免疫・アレルギー・感染コース

腫瘍学コース

ゲノム・オミックス統計解析コース

神経科学コース

生活習慣病・老化・代謝医学コース

再生医療・臓器再建医学コース

病理形態・病態医学コース

臨床研究コース

社会健康医学コース

医工情報学連携コース

神経科学コース

概要

系統的な演習と実習により学生に神経科学の基礎知識と実験技術を習得させ、独立して実験を行い、神経科学分野の論文をまとめる能力を養う。

構成

分野名等 教授 准教授 講師 助教
高次脳形態学
神経生物学 ○伊佐 正 武井智彦

(特定)
肥後剛康

Zenas Chao
笠井昌俊

佐々木亮

Richard Veale
認知行動脳科学 三浦健一郎
システム神経薬理学 ○林 康紀 實吉岳郎 水田恒太郎

後藤明弘(特定)
生体情報科学 ◎渡邉 大 濱口航介 矢和多智

西村知華
臨床神経学 ○高橋良輔 葛谷 聡 眞木崇州 江川斉宏

綾木 孝

樽野陽亮

木村公俊
てんかん・運動異常生理学講座 池田昭夫

(特定)
松橋眞生 下竹昭寛

(特定)
脳機能総合研究センター ○伊佐 正尾上浩隆(特定) 岡田知久

(特定)
藤本晃司(特定)

吉原雄二郎(特定)
精神医学 ○村井俊哉 高橋英彦

麻生俊彦(特定)
宮田 淳 上田敬太

杉原玄一
麻酔科学 福田和彦
iPS細胞研究所

増殖分化機構研究部門
井上治久 今村恵子(特定)

近藤孝之(特定)
創薬医学 櫻井 武

(特定)
(*):オーガナイザー   (○):サブオーガナイザー

3.内 容

1)演習と実習、月例ミーティング・合宿

演習(4単位)は、月例ミーティング(原則、毎月第4月曜日午後5時半~)として、本学の若手研究者による研究発表、招待講演者による講演とそれに基づく討議を実施する。実習(2単位)はコース登録者が下記のリストに掲げる内容の実験を必要とした時に、各担当教員により個別に随時行われる。

年1回の合宿では主に博士課程1年生を中心に、「これからの研究計画」を研究の背景説明とともに発表してもらい、教員はコメント・批判を付して研究計画について議論する。この発表に際しては直接の指導者の参加を義務づけて、場合によっては発表者の不足するところを補ってもらう。オーガナイザー・サブオーガナイザーは研究計画の評価をして、演習・実習の単位認定を決定する。

なお、外国人コース登録者も参加するので、英語を原則とする。

 

分子神経生物学実験(演習・実習)

1)遺伝子改変動物:林、西村、矢和多

2)ウイルスベクター作成:西村、濱口、肥後

神経細胞培養実験(演習・実習)

1)初代神経分散培養:林

2)スライス培養:林

電気生理学実験(演習・実習)

1)パッチクランプ法:渡邉、林、矢和多、西村

2)in vivoユニット記録:伊佐、武井、佐々木

3)皮質脳波(ECoG)記録:伊佐

神経トレーサー法(演習・実習)

1)細胞内染色、トレーサー:高次脳形態学教員(予定)

2)ウィルストレーサー:高次脳形態学教員(予定)

神経組織化学(演習・実習)

1)抗体作成・調整法:高次脳形態学教員(予定)

2)免疫組織化学・免疫蛍光法:高次脳形態学教員(予定)

3)免疫電子顕微鏡:高次脳形態学教員(予定)

4)In situ hybridization 組織化学:高次脳形態学教員(予定)

5)組織透明化技術:高次脳形態学教員(予定)

Liveイメージング実験(演習・実習)

1)Ca2+イメージング:矢和多、笠井、水田

2)FRETバイオセンサー:林、矢和多、實吉

3)in vivoイメージング:伊佐、林、濱口、西村

神経回路操作・解読技術(演習・実習)

1)光遺伝学・化学遺伝学:伊佐、林、矢和多、西村

2)Decoding技術:伊佐、Chao、Veale

個体動物の行動解析(演習・実習)

1)マカク、マーモセット:伊佐、三浦

2)ラット、マウス:林、濱口、西村

非侵襲的脳機能検査(演習・実習)

1)脳機能画像法(MRI):岡田、藤本、吉原

2)臨床神経生理(TMS・MEG・EEG):池田、松本

臨床神経科学(演習・実習)

1)神経変性疾患の分子メカニズム:高橋良輔、葛谷、江川

2)神経疾患の病態の臨床脳生理学:池田、松橋、下竹

3)脳血管障害、神経変性疾患の神経病理学:眞木、綾木

4)神経疾患の免疫学:木村

精神医学(演習・実習)

1)精神疾患の構造的・機能的神経画像:村井、宮田

2)認知機能の実験心理学的評価:村井、宮田

*平成30年度は下記の月例ミーティングが開講された。
第1回(5月21日17:30〜)岡田知久 先生(医・脳機能総合研究センター)

第2回(6月29日17:00〜)Ronald S. Duman 先生(Yale University)

(7月4日17:00〜)Karl Deisseroth 先生(Stanford University)

第3回(7月30日17:30〜)Lukas Kapitein 先生(Utrecht University)

第4回(10月22日17:30〜)濱口航介 先生(医・生体情報科学)

古屋敷智之 先生(神戸大学)

第5回(11月27日17:30〜)稲垣秀彦 先生(HHMI Janelia Research Campus)

第6回(12月19日17:00〜)花川隆 先生(国立精神神経医療研究センター)

(12月25日17:00〜)岡勇輝 先生(California Institute of Technology)

合宿(1月27日−28日)@今津サンブリッジホテル

第7回(2月5日17:30〜)Thomas McHugh 先生(理化学研究所CBS)

平成31年度については、決定次第コース登録者へメールまたは大学院教育コースのホームページ(http://www.med.kyoto-u.ac.jp/educourse/)等で通知する。

取得目標

( 研究に必要な考え方 )


  • 神経科学の基礎知識と実験技術を習得させ、神経科学の全体像を理解させる。
  • 神経細胞膜興奮性と細胞および神経回路機能を理解させる。
  • 神経細胞の形態および神経のつくる回路網を理解させる。
  • 高次脳機能とその解析法を理解させる。
  • 病態神経科学の全体像とその解析法を理解させる。
  • 脳機能画像化法を理解させる。
  • 神経科学研究に用いる細胞あるいは動物の維持管理法を理解させる。

( 研究技術 )


  • 遺伝子改変動物作成を含む分子神経生物学関連技術
  • cDNA発現系を用いたイオンチャネルおよび受容体の機能解析技術
  • 全動物標本、脳切片および培養神経細胞を用いたパッチクランプ実験技術
  • 細胞内 Caイオン測定を始めとする顕微測光実験技術
  • 細胞内染色、遺伝子操作技術によるトレーサー・ツール開発を含む、神経トレーサー技術
  • 抗体作成・調整、免疫蛍光法および免疫電子顕微鏡技術を含む免疫組織化学技術
  • 電気生理学実験、行動生理学・薬理学実験を含む個体動物の行動解析技術
  • 脳機能画像化法および統計学的解析法を含む高次脳機能実験技術
  • 神経性疾患の病態解析および分子メカニズム解析を中心とした含む臨床神経科学解析技術
  • 研究に用いる細胞あるいは動物の維持管理技術
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