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京都大学大学院医学研究科博士課程 京都大学・マギル大学ゲノム医学国際連携専攻の開設

京都大学大学院医学研究科では、平成29年11月9日付けで文部科学省より設置認可を受け、カナダのマギル大学と国際共同学位(ジョイント・ディグリー)プログラム「京都大学・マギル大学ゲノム医学国際連携専攻(博士課程)」を平成30年4月に開設します。

京都大学・マギル大学ゲノム医学国際連携専攻の概要

第3回「イノベーションハブ京都」交流会のご案内

医学研究科「医学領域」産学連携推進機構は、イノベーションハブ京都にて第3回「イノベーションハブ京都」交流会を開催いたします。

イノベーションハブ京都は、アカデミア研究者、ベンチャー企業や大企業、投資家等、異分野のスペシャリストが集い、ネットワーク構築と情報交換を通じて、バイオメディカル分野のベンチャー育成とシーズの事業化を目指す、オープンイノベーション施設です。

イノベーションハブ京都
http://www.ihk.med.kyoto-u.ac.jp/

今回の交流会では、日々、皆様のご研究を支援してくださっている医学研究支援センターおよび動物実験施設の先生方から、両施設の取り組み(支援内容など)についてご説明いただきます。
「共通実験機器を利用したい」「動物実験をしたい」といった学内およびイノベーションハブ京都入居企業の研究者・学生の方々は、奮ってご参加ください。

日時:2017年12月21日(木)18:30~20:30

申込み〆切:2017年12月15日(金)

場所:医薬系総合研究棟 3階 セミナー室
(アクセス:http://www.ihk.med.kyoto-u.ac.jp/access

参加費:無料

対象:学内研究者・学生(イノベーションハブ京都入居企業含む)限定

プログラム:
1. 医学研究支援センターの取り組みについて
特定助教 奥野 友紀子 先生

2. 動物実験施設の取り組みについて
教授 浅野 雅秀 先生(附属動物実験施設 施設長)

参加申込み:https://goo.gl/forms/TOjg7SQGnyEr2aqk2

【お問合わせ】
「医学領域」産学連携推進機構 山口
075-753-4387(内線:16-84387)tyamaguchi@kumbl.med.kyoto-u.ac.jp

第30回健康科学市民公開講座開催報告

学術委員会委員長 検査技術科学コース 教授 精山明敏

 平成29年11月18日(土)に第30回健康科学市民公開講座を開催いたしました。今回取り上げたテーマは「ITが医療を変える-地域完結型医療の現在と未来」です。科学技術が身近なものになってきた現代、医療が大きく変わろうとしています。人工知能(AI)や情報技術(IT)が これからの地域医療をどのように変えていくのか、ビッグデータ医療や医療情報技術の現在と未来をテーマに、今後の社会・医療のあり方を考えることを目的として企画いたしました。
当日は雨で今シーズン一番の冷え込みにもかかわらず、107名の方にご参加いただきました。医学研究科長上本伸二教授、人間健康科学系専攻長足立壯一教授の開会挨拶に引き続き、4名の講師の先生にご講演いただきました。

 第1講では、京都大学医学研究科人間健康科学系専攻(ビッグデータ医科学分野)の奥野恭史教授から「人工知能・スーパーコンピュータが拓く医療の未来」と題してご講演いただきました。本講演では、奥野教授のグループが現在取り組まれている、京都大学医学部附属病院の実臨床データを用いた医療ビッグデータ解析・医療シミュレーションのほか、スーパーコンピュータを用いた創薬シミュレーション・ビッグデータ創薬の新たな方法論開発や今後の医療応用への展望についてお話しいただきました。

 

第2講では、立命館大学サステイナビリティ学研究センター教授、京都大学医学研究科客員研究員であるとともに、スリランカ国総理大臣上席補佐官(科学技術担当)を兼務されているモンテ・カセム教授に「ビッグデータと医療:患者を中心軸にした情報融合がもたらす先端性―脳卒中・脳梗塞の医療現場からの教訓」と題してご講演いただきました。情報を敏感に収集するセンサーの多様化やインターフェースの使いやすさによって大量にリアルタイム情報が我々の日常的判断を支えてくれるようになったビッグデータの時代に、患者を中心軸に置いた医療とはどのようなものか、また、医療現場がどのように対応すれば良いかについて、ロンドン大学キングスカレッジ病院で開発運用されてきた「TACMIS(トータルアクセス介護医療情報システム)」をもとにお話しいただきました。

 第3講では、京都大学医学部附属病院・医療情報企画部長・病院長補佐、医学研究科・医療情報学分野および情報学研究科・医療情報学講座を兼務されている黒田知宏教授から「医療情報技術が拓く近未来の医療」と題してご講演いただきました。情報通信技術(ICT : Information and Communication Technology)の急速な発達にともなう医療現場の情報化への取り組みを、京都大学医学部附属病院におけるこれまでの取組事例や、今後の展望も含めて、特に、今話題の「モノのインターネット(IoT : Internet of Things)を使った、人に優しい情報サービスを提供するシステム(ユビキタス情報システム)への取組を中心に、未来の医療の姿についてお話しいただきました。

 第4講では、滋賀県病院事業庁・庁長のほか滋賀県立成人病センター・特別顧問を兼務されている笹田昌孝京都大学名誉教授に「2025年問題をクリアする-医療現場のIT活用-」と題してご講演いただきました。2025年を8年後にひかえ、予測される多くの課題に対して有効な具体策をすみやかにスタートさせるために、ITが担う役割とその具体例について医療現場から提案いただきました。また、今回の市民公開講座のキーワードの「情報」は、施設・システム・人材いずれの構築にも不可欠であり、医療情報技術の活用は地域で生活する人々が、三世代が揃って日々健康的な生活を送ることを目標とするためにあることをお話しいただきました。

今回の健康科学市民公開講座のアンケート(回収率84%)については、「大変よかった」53、「よかった」26、「ふつう」1、「良くなかった」1、「無回答」9という集計結果でした。個別のコメントとしては「社会的価値創出に対する具体的な施策をわかりやすく説明頂けた」、「対症療法医療環境のAIによる革新だけでなく予防医療の知見も得られた」などの内容へのご意見の他、「今、大変注目されているテーマだから」、「過去のテーマ一覧を見、今年は格段に時代に即した画期的なテーマと思った」、「社会の中で注目され、話題として挙げられている」など今回のテーマについても大変好意的なご意見を多数いただきました。
次回以降の希望テーマについても沢山のご意見をいただきましたので次回へ引き継ぎたいと思います。

岩井 一宏 教授が持田記念学術賞を受賞しました。

岩井 一宏 教授が持田記念学術賞を受賞し、平成29年11月9日に表彰式が行われました。

持田記念学術賞は、生命科学を中心とする医学、薬学及びこれに関連する物理学、化学、工学、生物学等の先見的独創的研究を育成し、かつ、これらの成果を総合して医療をはじめとするヘルスケアに応用し、もって我が国の医療及び国民の保健の向上に資することを目的に昭和59年に創設された毎年2名が顕彰される賞です。今回、岩井教授は「慢性炎症・免疫制御・癌化に関わる新規ユビキチン修飾系の発見とその疾患への関与に関する研究」の研究テーマで受賞しました。

タンパク質は私達の身体で色々な役割を果たしていますが、いつも機能しているのではありません。ユビキチンは状況に応じてタンパク質に結合することで、その機能を制御している翻訳後修飾因子と呼ばれる分子であり、ほとんどの場合、数珠状に連なったユビキチン鎖の形で結合しています。ユビキチン鎖はユビキチンに7個存在するリシン残基のいずれかを介して形成されると考えられてきましたが、岩井教授はN末端メチオニンを介した直鎖状ユビキチン鎖が存在することと、直鎖状ユビキチン鎖を選択的に生成するLUBACユビキチンリガーゼを発見し、ユビキチン研究に新しい概念を導入しました。

岩井教授は直鎖状ユビキチン鎖とLUBACの生理的・病理的役割の解析の研究を推進し、免疫応答、炎症、癌化などに関与する転写因子であるNF-κBの活性化に関与することを見出しました。さらに、LUBAC ユビキチンリガーゼの活性低下が免疫不全を伴った自己炎症性症候群の原因となることや、日和見感染症を惹起する真菌であるアスペルギルスはLUBACの機能を抑制することで感染する可能性を示唆する発見をしています。加えて、岩井教授はLUBAC の活性亢進が、B細胞リンパ腫の発症に関与することを明らかにしました。

このように岩井教授の業績は、癌、炎症性疾患等に苦しんでおられる多くの人たちに福音をもたらす可能性を秘めた壮大なポテンシャルを持つ研究成果であり、すでに、製薬企業で直鎖状ユビキチン鎖生成阻害薬の開発が進められています。

人間健康科学系専攻看護科学コース 助教 候補者募集(終了しました)

2017年12月19日終了しました

京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻では、看護科学コースの教員を下記のとおり公募することになりました。適任者の応募または推薦をよろしくお願いいたします。


  1. 職名・人員
    助教1名
  2. 勤務場所
    京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻
    (京都市左京区聖護院川原町53)
  3. 所属
    看護科学コース 家族看護学講座
  4. 専門分野
    母性看護・助産学分野
  5. 職務内容
    母性看護・助産学の教育と研究
    担当予定授業科目
    助産学、母性看護学、家族看護学の講義・演習・実習ほか
  6. 応募条件
    以下の条件をすべて満たすこと
    (1)看護師免許及び助産師免許を有すること。
    (2)母性看護・助産学に関する3年以上の臨床経験があること。
    (3)博士の学位(外国で授与された学位を含む)を有すること、あるいは修士の学位を有し博士の学位を取得見込みであること。
  7. 提出書類
    (1)履歴書(別紙様式、記載要領参照)
    (2)研究業績目録(別紙様式、記載要領参照)
    〔論文にインパクトファクターがある場合は、2017年度版の数値を付記すること。〕
    (3)教育に関する業績書(別紙様式、記載要領参照)
    (4)主要論文(5編以内)の別刷または複写
    (5)教育と研究に対する抱負(2,000字以内)
    (6)科学研究費補助金等の競争的研究資金の取得状況(別紙様式、記載要領参照)
    (7)申告書(別紙様式)
    (附 記)・上記 (1)~(6) の書類は、各8部(本紙1部+コピー7部、本紙1部+電子媒体(CD等に書き込んだもの1枚)のいずれかで)、(7)は本紙1部を提出してください。
    推薦のある場合は推薦書を添付してください。なお、推薦は必ずしも必要ではありません。
    記載要領は、こちらからダウンロードしてください。
  8. 面接
    書類選考の後、若干名の候補者に対し、面接を実施することがあります。
  9. 採用予定日
    平成30年4月1日(相談に応じます)
  10. 任 期
    京都大学教員の任期に関する規程により、任期は採用より5年間とします。再任は可能ですが、本研究科及び医学部附属病院において同一職階での連続する在職期間は10年を越えることはできません。
  11. 勤務形態
    専門業務型裁量労働制(週38時間45分相当、1日7時間45分相当)
    休日:土・日曜日、祝日、年末年始、創立記念日および夏季一斉休業日
  12. 給与・手当等
    本学支給基準に基づき支給
  13. 社会保険
    文部科学省共済組合、厚生年金、雇用保険及び労災保険に加入
  14. 応募締切日
    平成29年12月12日(火)〔必着〕
  15. 書類提出先
    〒606-8501
    京都市左京区吉田近衛町
    京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻長 足立 壯一 宛
    (封筒の表に「看護科学コース家族看護学講座助教応募書類在中」と朱書きし、
    書留郵便で送付してください。なお、応募書類は返却いたしませんので御了承願います。)
  16. 問合せ先
    京都大学医学研究科総務企画課人事掛
    TEL:075-753-4304 FAX:075-753-4348
    E-mail:jinjiigaku@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

人間健康科学系専攻看護科学コース 助教 候補者募集(終了しました)

2017年12月19日終了しました

京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻では、看護科学コースの教員を下記のとおり公募することになりました。適任者の応募または推薦をよろしくお願いいたします。


  1. 職名・人員
    助教1名
  2. 勤務場所
    京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻
    (京都市左京区聖護院川原町53)
  3. 所   属
    看護科学コース 臨床看護学講座
  4. 専門分野
    精神看護学
  5. 職務内容
    (1) 精神看護学の教育と研究
    担当予定授業科目
    大学院(人間健康科学系専攻):高度実践研究者養成プログラム(精神看護)における講義・演習・実習ほか
    学部(人間健康科学科):精神看護学における講義・演習・実習ほか
    (2) 医学部附属病院での看護実践に係る指導・助言等(週3日間程度)
  6. 応募条件
    以下の条件をすべて満たすこと
    (1) 看護師免許を有すること。
    (2) 精神科看護の十分な実務経験を有すること。
    (3) 博士の学位(外国で授与された学位を含む)を有すること、あるいは就任時に修士の学位を有し、将来的に博士の学位を取得見込みであること。
    (4) 精神看護専門看護師の資格を有していることが望ましい。
  7. 提出書類
    (1)履歴書(別紙様式、記載要領参照)
    (2)研究業績目録(別紙様式、記載要領参照)
    〔論文にインパクトファクターがある場合は、2017年度版の数値を付記すること。〕
    (3)教育に関する業績書(別紙様式、記載要領参照)
    (4)主要論文(5編以内)の別刷または複写
    (5)教育と研究に対する抱負(2,000字以内)
    (6)科学研究費補助金等の取得状況(別紙様式、記載要領参照)
    (7)申告書(別紙様式)
    (附 記)・上記 (1)~(6) の書類は、各8部(本紙1部+コピー7部、本紙1部+電子媒体(CD等に書き込んだもの1枚)のいずれかで)、(7)は本紙1部を提出してください。
    推薦のある場合は推薦書を添付してください。なお、推薦は必ずしも必要ではありません。
    記載要領は、こちらからダウンロードしてください。
  8. 面接
    書類選考の後、若干名の候補者に対し、面接を実施することがあります。
  9. 採用予定日
    平成30年4月1日(相談に応じます)
  10. 任期
    京都大学教員の任期に関する規程により、任期は採用より5年間とします。再任は可能ですが、本研究科及び医学部附属病院において同一職階での連続する在職期間は10年を越えることはできません。
  11. 勤務形態
    専門業務型裁量労働制(週38時間45分相当、1日7時間45分相当)
    休日:土・日曜日、祝日、年末年始、創立記念日および夏季一斉休業日
  12. 給与・手当等
    本学支給基準に基づき支給
  13. 社会保険
    文部科学省共済組合、厚生年金、雇用保険及び労災保険に加入
  14. 応募締切日
    平成29年12月18日(月)〔必着〕
  15. 書類提出先
    〒606-8501
    京都市左京区吉田近衛町
    京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻長 足立 壯一 宛
    (封筒の表に「看護科学コース臨床看護学講座助教応募書類在中」と朱書きし、
    書留郵便で送付してください。なお、応募書類は返却いたしませんので御了承願います。)
  16. 問 合 せ 先
    京都大学大学院医学研究科総務企画課人事掛
    TEL:075-753-4304 FAX:075-753-4348
    E-mail:jinjiigaku@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp