プレスリリース・広報

Kyoto University School of Public Health (KUSPH) invites its students and staff to the special short course on “Participatory Action Research” by 2 leading experts

Kyoto University School of Public Health (KUSPH) invites its students and staff to the special short course on “Participatory Action Research” by 2 leading experts:

Prof. Pranee Liamputtong, Western Sydney University, the editor of “Participatory Qualitative Research Methodologies in Health”, and also the author of over 300 books, book chapters, and publications.
Assistant Prof. Alicia Renedo, Lead Researcher of Dialogue, Evidence, Participation and Translation for Health (DEPTH), London School of Hygiene & Tropical Medicine.

This Short Course will cover basic theory and methods of participatory action research, together with demonstration of case studies. We are expecting active participation, discussions, and group works. The Short Course will be conducted in English.

Date: November 21 and 22, 2019

Walk-ins are welcomed also, although, we prefer that you register so we can prepare enough handouts for you.
Please register in the link below by November 19 https://forms.gle/bYhvK68p1wbKwGyL8

Thank you and we look forward to your participation!

Best regards,
KUSPH-SGU International Office

第119回京都大学医学部解剖体祭

◆2019年10月16日(水)
第119回京都大学医学部解剖体祭

京都大学医学部では、令和元年10月16日(水)京都市左京区 くろ谷 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)において「京都大学医学部解剖体祭」を執り行いました。

解剖体祭は昨年の合祀以降令和元年7月31日までの間に、京都大学医学部並びに関連の病院において解剖(系統・病理・法医)の承諾を賜りました212位を合祀させていただくとともに、諸霊位、並びにご遺族の皆様方に心からの感謝と敬意を表すもので119回目を迎えました。

式典にはご遺族199名、来賓20名、医学部教職員等66名、学生130名、白菊会会員146名 計561名の出席があり、本堂での法要につづき、隣接する納骨塔において大塔婆を建立しました。

また、「解剖体祭」終了後、同寺の大方丈において京大白菊会(ご献体を登録された方々の任意篤志団体)総会が開催されました。

令和元年度 遺骨返還式を実施致しました

◆2019年9月20日
令和元年度 遺骨返還式

京都大学医学部では、令和元年度の解剖実習終了に際し、火葬を終えた27柱のご遺骨をご遺族に返還する「遺骨返還式」を解剖センター基礎第三講堂において執り行いました。
遺骨返還式には、ご遺族をはじめ関係教職員、関係学生など約200名が出席、はじめに、尊いご遺体を提供いただいた27柱の御霊に対し黙祷を捧げた後、岩井 一宏医学部長、生態構造医学講座 萩原 正敏教授、京大白菊会 内藤 洋理事長からの挨拶、関係学生を代表して医学部医学科2回生 木山 珠希さんより医学の教育と研究のために尊いご遺体をご寄贈いただいた方々とご遺族に対して、深い感謝の意と今後の医学への精進が述べられました。
引き続き、出席者全員による献花が行われた後、ご遺族へ文部科学大臣の感謝状の伝達とご遺骨が返還されました。

 



 

岩井一宏 教授が武田医学賞を受賞しました。

同賞は、医学界で顕著な業績を挙げ、医学ならびに医療に優れた貢献を果たされた学者・研究者に贈呈されるもので、今回で63回目となります。

岩井教授の受賞テーマは「直鎖状ユビキチン鎖の発見とその病態生理学研究」です。

ユビキチン修飾系はタンパク質分解と密接に関連して研究が推進され、2004年にユビキチン依存性タンパク質分解系の発見者らにノーベル化学賞が授与されています。しかし、現在では分解のみならず、多様な様式でタンパク質の機能を制御する可逆的な翻訳後修飾系であることが知られています。ユビキチン修飾系はユビキチンが数珠状に連なったポリマーであるユビキチン鎖を結合することでタンパク質の機能を制御します。細胞内には様々なユビキチン鎖が存在していますが、出芽酵母などを用いた遺伝学的な解析などから、ユビキチン鎖はユビキチンの分子内に7個あるリジン残基のいずれかを介してのみ形成されると考えられていました。しかし、岩井教授は生化学的な手法を用いて独力で非常にユニークなN末端のメチオニンを介する直鎖状ユビキチン鎖とその唯一の複合体型の生成酵素であるLUBAC(ルーバック)ユビキチンリガーゼを発見しました。

岩井教授はまず直鎖状ユビキチン鎖とLUBACの生理的・病理的役割の解析の研究を推進し、LUBACによって生成される直鎖状ユビキチン鎖はタンパク質を分解系ではなく、シグナル伝達系として働き、免疫応答、炎症、がん化などに関与する転写因子であるNF-κBの活性化、細胞死抑制において中心的な役割を果たすことを明らかにしました。

さらに、LUBACサブユニットの1つであるSHARPINを欠損した自然変異マウスは、LUBACが不安定化して減少することで自己炎症性疾患と免疫不全を併発することを示しました。この発見はヒトにおいてLUBACの他の2つのサブユニットであるHOIL-1L、HOIPの変異が自己炎症性症候群様と免疫不全を示す先天性疾患の原因となることの発見に繋がりました。加えて、LUBACの機能亢進によって惹起される直鎖状ユビキチン鎖の生成亢進が、頻度が高く、治療抵抗性の悪性リンパ腫である活性化B細胞型びまん性大細胞性Bリンパ腫(ABC DLBCL)の発症に関わり、LUBACリガーゼの機能を抑制することでABC DLBCL細胞株の増殖を抑制することを示しました。

直鎖状ユビキチン鎖、LUBACユビキチンリガーゼ研究は想定外の発展を遂げ、炎症、発がん、感染などに関与することが明確となりつつあります。このように、岩井教授の業績は我が国が世界に誇る真に独創的な研究成果の典型として高く評価され、受賞につながりました。

贈呈式は、11月12日に東京都内で執り行われる予定です。

関連リンク:京大ホームページ