プレスリリース・広報

斎藤通紀教授が朝日賞を受賞しました。(2020年1月1日)

同賞は、学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、日本の文化や社会の発展、向上に貢献した個人または団体に贈られます。
贈呈式は、2020年1月29日(水曜日)に行われる予定です。

斎藤教授の受賞テーマは「生殖細胞の発生機構の解明と試験管内での作製」です。



関連リンク
公益財団法人 朝日新聞文化財団 http://www.asahizaidan.or.jp/index.html
朝日賞 https://www.asahi.com/corporate/award/asahi/12737954
受賞者一覧 https://www.asahi.com/corporate/award/asahi/13019278

岩井一宏教授、斎藤通紀教授が上原賞を受賞しました。(2019年12月20日)

同賞は、生命科学、特に健康の増進、疾病の予防、および治療に関する分野の研究顕著な功績をあげ、引き続き活躍中の研究者に贈呈されるものです。
贈呈式は、2020年3月11日(水曜日)に行われる予定です。

岩井教授の受賞テーマは「炎症応答を制御する新規ユビキチン修飾系の発見とその病態生理学研究」です。

タンパク質分解系と密接に関連して研究されてきたユビキチン修飾系は、現在、多彩な様式でタンパク質の機能を制御する可逆的な翻訳語修飾系であることが知られています。岩井教授は、従来のリジン残基を介して形成されるポリユビキチン鎖とは異なり、N 末端のメチオニンを介して形成される直鎖状ユビキチン鎖の存在を世界に先駆けて発見し、その唯一の生成酵素であるLUBAC 複合体(HOIL-1L、HOIP、SHARPIN の3 量体)を同定しました。岩井教授は、直鎖状ユビキチン鎖は細胞内の最も重要なシグナル伝達系の一つであるNF-κB 経路を正に制御し、プログラム細胞死を抑制すること、SHARPINの欠損は免疫不全や自己炎症症状を惹起することを明らかにし、その後、直鎖状ユビキチン鎖の恒常性の破綻は、ヒトの様々な疾患の原因となることが次々と明らかにされてきました。ユビキチンの分野に全く新しい概念を導入した我が国が世界に誇れる真に独創的な研究業績として受賞されました。

 

斎藤教授の受賞テーマは「生殖細胞の発生機構の解明とその試験管内再構成」です。

生殖細胞の発生機構の解明は、医学・生命科学における最も本質的な研究課題の一つです。斎藤教授は、単一細胞発現遺伝子解析法を用いて、マウス始原生殖細胞特異的に発現する遺伝子群(Blimp1, Prdm14, Stella 等)を同定し、その機能・制御機構を解明しました。斎藤教授は、その知見を基に、マウス多能性幹細胞から始原生殖細胞様細胞(primordial germ cell-like cells: PGCLCs)を試験管内で誘導し、精子や卵子、健常な産仔を作出することに成功、エピゲノムリプログラミングや卵母細胞決定・減数分裂誘導機構など、有性生殖の根幹となる現象の原理を解明しました。斎藤教授は、カニクイザル初期胚における多能性細胞系譜の発生機構を解析し、マウス・サル・ヒトにおける多能性スペクトラムの発生座標を解明、霊長類の生殖系列の起源を同定するとともに、ヒトiPS 細胞からPGCLCs、さらに卵原細胞を誘導し、ヒト生殖細胞発生過程の試験管内再構成の礎を築きました。斎藤教授の業績は、ヒトや霊長類の進化機構を明らかにするのみならず、不妊やエピゲノム異常・遺伝病の原因究明に繋がることが期待される、世界を牽引する確固たる研究業績として、本賞に選考されました。

関連リンク
上原賞(公益財団法人 上原記念生命科学財団Webサイト)
https://www.ueharazaidan.or.jp/index.html

令和元年12月27日(金)にシンポジウム:京都大学がん免疫総合研究センター発足に向けて がんの完治を目指して~がん免疫療法の未来~を開催いたします。

シンポジウム:京都大学がん免疫総合研究センター発足に向けてがんの完治を目指して
~がん免疫療法の未来~

日時:2019年12月27日(金)13:00より

場所:京都大学医学部芝蘭会館(本館) 稲盛ホール

参加費無料・参加登録不要

[プログラム]
挨拶
13:00~13:10 岩井一宏 (京都大学大学院医学研究科長、医学研究科細胞機能制御学分野 教授)

13:10~13:50 西川博嘉
(名古屋大学大学院医学系研究科 微生物・免疫学講座 分子細胞免疫学 教授、
 国立がん研究センター 研究所 腫瘍免疫研究分野/先端医療開発センター 免疫TR分野 分野長)
『がん微小環境における免疫抑制機構の解明と新規がん免疫療法への展開』

13:50~14:30 林秀敏(近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門 医学部講師)
『免疫チェックポイント阻害薬実臨床5年の経験を振り返り、次に求めるトランスレーショナルリサーチ』

14:30~15:10 田中義正(長崎大学先端創薬イノベーションセンター センター長 教授)
『PD-1免疫チェックポイント阻害剤と自然免疫系細胞を用いたがん免疫療法』

15:25~16:05 垣見和宏(東京大学医学部附属病院 免疫細胞治療学講座 特任教授、
理化学研究所医科学イノベーションハブ推進プログラム がん免疫データ多層統合ユニット ユニットリーダー)
『がん免疫治療の個別化と複合化』

16:05~16:45 岡本勇(九州大学病院呼吸器科 診療准教授)
『肺がん薬物療法における免疫チェックポイント阻害剤のインパクト』

16:45~17:25 茶本健司(京都大学大学院医学研究科 免疫ゲノム医学講座 准教授)
『PD-1阻害がん免疫治療の併用治療とバイオマーカーの開発』

閉会の挨拶
17:25~17:35 本庶佑(京都大学高等研究院 副院長・特別教授)

主催:京都大学医学研究科
後援:日本癌学会

[問い合わせ先]
京都大学医学研究科 免疫ゲノム医学講座
茶本健司
tel : 075-753-4380
fax : 075-753-4388
e-mail : kchamoto@mfour.med.kyoto-u.ac.jp

Kyoto University School of Public Health (KUSPH) invites its students and staff to the special short course on “Next Generation of Epidemiology and Population Health Science”

Kyoto University School of Public Health (KUSPH) invites its students and staff to the special short course on
“Next Generation of Epidemiology and Population Health Science”
by
Shuji Ogino, MD, PhD, MS
Professor and Chief of Molecular Pathological Epidemiology (MPE) Program at Brigham & Women’s Hospital (BWH) and Harvard Medical School. Professor of Epidemiology, Harvard T.H. Chan School of Public Health; Associate Member, Broad Institute of MIT and Harvard.


Date: 2020 February 20th (THU)
Time: 10:30-12:00


Details as attached with this email.


Walk-ins are welcomed also, although, we prefer that you register so we can prepare enough handouts for you.
Please register in the link below by 2020 Feb 17th (Mon):


Thank you and we look forward to your participation!


Best regards,
KUSPH-SGU International Office


ITMAT京都国際シンポジウム “Biology of Human Diseases Comes of Age”

【日時】2020年4月17日(金)、18日(土)

【場所】京都大学 芝蘭会館
(アクセス:http://www.shirankai.or.jp/facilities/access/index.html



【プログラム】List of Chair & Speakers

【主催】京都大学大学院医学研究科、ペンシルベニア大学医学部

【共催】京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム、京都大学高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点、京大オリジナル株式会社

【協賛】社団法人芝蘭会、Science Translational Medicine

【参加費】
・一般・企業:参加費10,000円、懇親会費2,000円
・アカデミア:参加費5,000円、懇親会費2,000円
・京都大学、ペンシルベニア大学教職員:参加費3,000円、懇親会費2,000円
・学生:参加費1,000円、懇親会費1,000円

【参加申込】下記より事前に参加登録してください(3月31日締切)
https://business.form-mailer.jp/fms/2fef3390112250 (国内)
https://forms.gle/VQcfBng6uEiMTAfr8 (海外)
ただし、定員になり次第、参加を締め切ります。

【ポスター発表申込】下記より演題登録してください(3月1日締切)
https://forms.gle/AZqueuKPSBUtobEQA

【問い合わせ先】ITMAT国際シンポジウム事務局
〒105-0014 東京都港区芝3-2-11-702
Tel:03-5765-2880 Fax:03-6774-8806
E-mail: ITMAT_Kyoto@event-convention.com