人間健康科学系専攻(大学院)

学位審査公開講演会の開催について

平成30年2月1日

下記の通り学位審査講演会を開催いたしますので、お知らせします。

博士(人間健康科学)
講演者 日時・場所 演題
やまのうち ともこ
山之内 智子
平成30年3月16日(金)
午前10時00分~11時00分
医学研究科人間健康科学系専攻
第3講義室
Factors Associated with Worsened or Improved Mental Health in the Great East Japan Earthquake survivors
(東日本大震災の被災者における精神健康度の悪化・改善に関連する要因)

担当:人間健康科学系専攻教務掛

学位審査公開講演会の開催について

平成30年1月19日

下記の通り学位審査講演会を開催いたしますので、お知らせします。

博士(人間健康科学)
講演者 日時・場所 演題
かめだ なおこ
亀田 直子
平成30年2月8日(木)
午後14時00分~15時30分
医学研究科人間健康科学系専攻
第3講義室
Caregivers’lived experience in trying to read slight movements in a child with severe brain injury: A phenomenological study
(重度脳損傷児の微細な反応の意味を読み解こうとするケア提供者の生きられた経験:現象学的研究)

担当:人間健康科学系専攻教務掛

学位審査公開講演会の開催について

平成30年1月4日

下記の通り学位審査講演会を開催いたしますので、お知らせします。

博士(人間健康科学)

 
講演者 日時・場所 演題
はない あきこ
華井 明子
平成30年1月23日(火)
17時00分~18時00分
医学研究科人間健康科学系専攻
第8講義室
Effects of Cryotherapy on
Objective and Subjective Symptoms of Paclitaxel-Induced Neuropathy: Prospective Self-Controlled Trial
(化学療法に伴う末梢神経障害の主観的・客観的症状に対する冷却療法の予防効果の検討)
たにぐち まさし
谷口 匡史
平成30年1月25日(木)
19時00分~20時00分
医学研究科人間健康科学系専攻
高井ホール
Increase in the echo intensity and extracellular to intracellular water ratio is independently associated with muscle weakness in elderly women.
(エコー輝度および細胞外液比の増加は高齢女性の筋力低下に独立して関連する)
あべ ひろし
阿部 浩
平成30年1月25日(木)
14時30分~15時30分
医学研究科人間健康科学系専攻
杉浦ホール
Visualization of photoacoustic images in a limited-View measuring system using eigenvalues of a photoacoustic transmission matrix
(Limited-view下における光音響透過行列の特異値画像に基づく高画質化)

担当:人間健康科学系専攻教務掛

学位審査公開講演会の開催について

平成29年12月26日

下記の通り学位審査講演会を開催いたしますので、お知らせします。

博士(人間健康科学)
講演者 日時・場所 演題
ながしま しゅんすけ
長島 俊輔
平成30年1月29日(月)
午後16時00分~18時00分
医学研究科人間健康科学系専攻
第3講義室
Bright-light exposure during daytime sleeping affects nocturnal melatonin secretion after simulated night work(英文題目)
模擬夜勤後の日中睡眠時の高照度光曝露は、その後の夜間のメラトニン分泌に影響を及ぼす(和訳)

担当:人間健康科学系専攻教務掛

学位審査公開講演会の開催について

平成29年12月22日

下記の通り学位審査講演会を開催いたしますので、お知らせします。

博士(人間健康科学)
講演者 日時・場所 演題
つかごし ちひろ
塚越 千尋
平成30年1月12日(金)
午前11時00分~12時00分
医学研究科人間健康科学系専攻
第3講義室
Neural activity in the prelimbic and infralimbic cortices of freely moving rats during social interaction
: Effect of isolation rearing(Social interaction中のラット前辺縁皮質と下辺縁皮質のニューロン活動:その活動に対する隔離飼育の影響)

担当:人間健康科学系専攻教務掛

学位審査公開講演会の開催について

平成29年12月8日

下記の通り学位審査講演会を開催いたしますので、お知らせします。

博士(人間健康科学)
講演者 日時・場所 演題
はしぐちゆう
橋口 優
平成30年1月30日(火) 午前9時00分~10時00分 医学研究科人間健康科学系専攻 高井ホール Merging and Fractionation of Muscle Synergy Indicate the Recovery Process in Patients with Hemiplegia
: The First Study of Patients after Subacute Stroke.
筋シナジーの混合と分離は脳卒中後片麻痺者の回復過程を示す
:回復期脳卒中後片麻痺者を対象とした研究

担当:人間健康科学系専攻教務掛

高度医療専門職大学院シンポジウム 人間健康科学系専攻の未来像を語る

京都大学医学研究科人間健康科学系専攻は、世界トップレベルの先端医療技術の開発と、それを担う人材の育成を目指し、平成29年度より教育研究組織の再編成を行っています。そこで、本シンポジウムでは、高度実践看護研究者・医学物理士・臨床研究支援スタッフの現状と将来展望を通して、これからの人間健康科学系専攻の未来像を語ります。

開催日時 2018年2月2日[金] 14:00-18:00
会場 京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホール
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
アクセス 【バス】市バス…
系統31・65・201・206「京大正門前」下車、徒歩5分。
系統3・17・203「百万遍」下車、徒歩10分。
【電車】京阪電車、叡山電鉄…「出町柳」駅下車、徒歩20分。
※駐車場がございませんので、自家用車での来学はご遠慮ください。
対象 医療職を養成する大学・大学病院・関連組織等の教職員/京大関係病院等の医療機関教職員/
京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学医療に興味を持つ他研究科・他学部の在学生・卒業生・修了生
定員 500名(申込先着順)※定員に達した場合のみ、折り返し連絡いたします。
参加費 無料
プログラム ○開会の挨拶
山極 壽一 / 京都大学総長
義本 博司 / 文部科学省高等教育局長(予定)
上本 伸二 / 京都大学大学院医学研究科長・医学部長○第一部
「人間健康科学科の組織改革について」
足立 壯一 / 京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻長
「高等教育における医療人養成について(仮題)」
義本 博司 / 文部科学省高等教育局長(予定)
「人間健康科学系専攻への期待:医学研究を支援する立場から」
菱山  豊 / 日本医療研究開発機構 理事
「22世紀の健康科学に想いを馳せて:健康を科学するための学際間のコミュニケーションを考える」
余  善愛 / ノースカロライナ大学チャペルヒル校看護学部 教授
「医学物理士養成の現状と将来展望」
白土 博樹 / 北海道大学大学院医理工学院長(医学物理士認定機構 代表理事)
「臨床研究支援スタッフの育成」
名井  陽 / 大阪大学医学部附属病院未来医療開発部 未来医療センター長・病院教授

○第二部
「医療ビッグデータサイエンティスト養成の現状と将来展望」
井元 清哉 / 東京大学医科学研究所 ヘルスインテリジェンスセンター長・教授
「理学療法士・作業療法士を対象とする高度実践研究者養成プログラム
~がん専門リハビリテーション専門職養成の取り組みと今後の展望について~」
辻  哲也 / 慶應義塾大学病院腫瘍センターリハビリテーション部門長(同医学部リハビリテーション医学教室 准教授)
「長寿社会の由来と行方」
山極 壽一 / 京都大学総長

○閉会の挨拶
足立 壯一 / 京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻長

司会 澤本 伸克 / 京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 教授
申込方法 平成30年1月10日(水)までにハガキまたはメールにて、
  1. 氏名(フリガナ)
  2. 住所(所属)
  3. 連絡先(電話・メールアドレス)
  4. 年齢
を明記の上、下記の問い合わせ・申込み先宛にお申込みください。
※取得しました個人情報は、シンポジウムの連絡以外の目的には使用しません。
問合せ・
申込み先
〒606-8501 京都市左京区吉田近衛町 京都大学大学院医学研究科総務掛
TEL:075-753-4324
Mail:060hs-sympo*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えて送信してください)
プログラム等、詳細は画像リンク先を参照願います。

 

第30回健康科学市民公開講座開催報告

学術委員会委員長 検査技術科学コース 教授 精山明敏

 平成29年11月18日(土)に第30回健康科学市民公開講座を開催いたしました。今回取り上げたテーマは「ITが医療を変える-地域完結型医療の現在と未来」です。科学技術が身近なものになってきた現代、医療が大きく変わろうとしています。人工知能(AI)や情報技術(IT)が これからの地域医療をどのように変えていくのか、ビッグデータ医療や医療情報技術の現在と未来をテーマに、今後の社会・医療のあり方を考えることを目的として企画いたしました。
当日は雨で今シーズン一番の冷え込みにもかかわらず、107名の方にご参加いただきました。医学研究科長上本伸二教授、人間健康科学系専攻長足立壯一教授の開会挨拶に引き続き、4名の講師の先生にご講演いただきました。

 第1講では、京都大学医学研究科人間健康科学系専攻(ビッグデータ医科学分野)の奥野恭史教授から「人工知能・スーパーコンピュータが拓く医療の未来」と題してご講演いただきました。本講演では、奥野教授のグループが現在取り組まれている、京都大学医学部附属病院の実臨床データを用いた医療ビッグデータ解析・医療シミュレーションのほか、スーパーコンピュータを用いた創薬シミュレーション・ビッグデータ創薬の新たな方法論開発や今後の医療応用への展望についてお話しいただきました。

 

第2講では、立命館大学サステイナビリティ学研究センター教授、京都大学医学研究科客員研究員であるとともに、スリランカ国総理大臣上席補佐官(科学技術担当)を兼務されているモンテ・カセム教授に「ビッグデータと医療:患者を中心軸にした情報融合がもたらす先端性―脳卒中・脳梗塞の医療現場からの教訓」と題してご講演いただきました。情報を敏感に収集するセンサーの多様化やインターフェースの使いやすさによって大量にリアルタイム情報が我々の日常的判断を支えてくれるようになったビッグデータの時代に、患者を中心軸に置いた医療とはどのようなものか、また、医療現場がどのように対応すれば良いかについて、ロンドン大学キングスカレッジ病院で開発運用されてきた「TACMIS(トータルアクセス介護医療情報システム)」をもとにお話しいただきました。

 第3講では、京都大学医学部附属病院・医療情報企画部長・病院長補佐、医学研究科・医療情報学分野および情報学研究科・医療情報学講座を兼務されている黒田知宏教授から「医療情報技術が拓く近未来の医療」と題してご講演いただきました。情報通信技術(ICT : Information and Communication Technology)の急速な発達にともなう医療現場の情報化への取り組みを、京都大学医学部附属病院におけるこれまでの取組事例や、今後の展望も含めて、特に、今話題の「モノのインターネット(IoT : Internet of Things)を使った、人に優しい情報サービスを提供するシステム(ユビキタス情報システム)への取組を中心に、未来の医療の姿についてお話しいただきました。

 第4講では、滋賀県病院事業庁・庁長のほか滋賀県立成人病センター・特別顧問を兼務されている笹田昌孝京都大学名誉教授に「2025年問題をクリアする-医療現場のIT活用-」と題してご講演いただきました。2025年を8年後にひかえ、予測される多くの課題に対して有効な具体策をすみやかにスタートさせるために、ITが担う役割とその具体例について医療現場から提案いただきました。また、今回の市民公開講座のキーワードの「情報」は、施設・システム・人材いずれの構築にも不可欠であり、医療情報技術の活用は地域で生活する人々が、三世代が揃って日々健康的な生活を送ることを目標とするためにあることをお話しいただきました。

今回の健康科学市民公開講座のアンケート(回収率84%)については、「大変よかった」53、「よかった」26、「ふつう」1、「良くなかった」1、「無回答」9という集計結果でした。個別のコメントとしては「社会的価値創出に対する具体的な施策をわかりやすく説明頂けた」、「対症療法医療環境のAIによる革新だけでなく予防医療の知見も得られた」などの内容へのご意見の他、「今、大変注目されているテーマだから」、「過去のテーマ一覧を見、今年は格段に時代に即した画期的なテーマと思った」、「社会の中で注目され、話題として挙げられている」など今回のテーマについても大変好意的なご意見を多数いただきました。
次回以降の希望テーマについても沢山のご意見をいただきましたので次回へ引き継ぎたいと思います。